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Acer の Gateway 買収、狙いは世界規模での拡大Acer による Gateway (NYSE:GTW) 買収のニュースは、米国のパソコン市場における両社の役割が大きく違うことを考えれば、驚愕するほどの影響を与えるものではない。とはいえ、Acer の地位はこの買収で強固なものになり、世界規模の有力ベンダーになるものと予想される。特に、Acer がパソコン以外の分野へ進出するなら、その効果は大きい。
Acer は基本的に国際的ベンダーだが、一方の Gateway は米国内で事業を展開している。IDC が実施した2007年第2四半期の市場調査によれば、Gateway は米国におけるパソコン出荷台数で第3位につけており、米国パソコン市場の5.6%を占めている。 しかし、Gateway のこの数字は、前年同期に比べると、7.1%の減少となっている。一方の Acer は、市場シェア5.2%の第6位だが、米国での出荷台数では前年同期比163.8%増の伸びを見せている。また、IDC によれば、Acer の全世界でのパソコン出荷台数は、前年同期に比べて約55%増加し、すべての地域で少なくとも30%は増加しているという。 買収価格もパソコン業界の状況を表している。Gateway の買収額は1株あたり1.90ドルだが、1999年には、同社の株式は1株あたり80ドルで取引されていた。 「パソコン市場は破綻している。平均販売価格は毎年4%から6%、利益率は毎年2%から4%の割合で下落している。低コストで製造できるベンダーか、サービスで差別化をはかれるベンダーでもないかぎり、あまり参入したくない市場といえる」と Gartner の副社長兼調査ディレクタを務める Mark Margevicius 氏は取材に対して述べている。 しかし、Margevicius 氏の見解によれば、Gateway と Acer、さらには予想されている Packard Bell との合体は、Hewlett-Packard (HP) と Compaq の場合と同類とは言えないという。HP と Compaq の合併は、当時の評価がきわめて低く、Sun Microsystems の Scott McNealy 氏からは「2台のゴミ車がスローモーションで衝突した」と評されていたし、他にも、「酔っぱらった船乗り2人が、互いに寄りかかりあって立とうとしている」と表現した人もいる。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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