VoIP サービス新興会社 Jaxtr のユーザーが急増中自分のパソコンで無料通話をするよりも、得な方法はあるだろうか。もちろん、世界に2億人以上のユーザーがいるという VoIP サービス大手の Skype は役に立つ。しかし、VoIP サービスプロバイダの新興会社 Jaxtr は、通常の電話機から無料通話ができる、より魅力的なサービスを謳っている。
Jaxtr は3月にサービスを開始して以来、毎月ユーザー基盤を倍々に増やしている。同社は7月、世界中のユーザー登録数が50万人に達したと発表していたが、さらに今週、その記録を超えてユーザー数が100万人に達したと発表した。統計的にみると、同社のサービスに登録するユーザーは、毎日1万6000人以上、毎時間でいえば660人だという。 また同社は28日、第1回資金調達に成功したことも明らかにした。調達金額は1000万ドルだ。今回、ベンチャーキャピタルの August Capital を筆頭に、Mayfield Fund、Draper Richards、Draper Fisher Jurvetson、そしてルクセンブルクに拠点を置く Mangrove Capital などが応じた。Draper Richards、Draper Fisher Jurvetson、Mangrove Capital の3社は、Skype に初期投資を行なった企業でもある。 8月中旬、Skype が数日間にわたってサービス障害を起こしたことで、VoIP 市場はある種の打撃を受けた。アナリストの Greg Sterling 氏は Skype について、膨大なユーザー数を誇るものの、訴求対象の中心はハイテク慣れしたユーザー層だと指摘した。 これは Jaxtr の CEO を務める Konstantin Guericke 氏にとって、歓迎すべき点と言えるだろう。同氏は取材に対し、「われわれと Skype の大きな違いは、われわれが通話手段として、多くの人が電話をかけるときに使おうと考える電話機を利用するという点だ」と述べ、次のように語った。「Skype には『SkypeIn』という有料サービスもあるが、われわれは無料だ」 Jaxtr は米国および220か国の登録ユーザーに対し、毎月100分の無料通話を提供している。同社は、1か月100分の無料通話を拡大するための有料サービスや、広告支援型サービスを展開する計画という。Guericke 氏は今回調達した資金について、有料サービス顧客に対する技術サポートスタッフの増員に役立てると語った。アナリストの Sterling 氏は、VoIP 市場について、成熟市場と呼ぶにはほど遠く、Skype と Jaxtr のような新興企業との競争以上に成長する余地のある市場だと述べた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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