NEC は11日、中国の流通業向けシステム構築を手掛けるベンダー「北京長益信息科技集団(長益集団)」を買収したことを明らかにした。
同社の現地法人中国現地法人である NEC ソリューションズ(中国)が、長益集団の発行株式の51%を取得した。中国で流通業のシステム構築事業を強化することを目的としており、2009年度には売上高100億円実現を目指す。
長益集団は、パッケージソフト「商友シリーズ」をベースに、百貨店・ショッピングモールなど流通業向けのシステム構築やソフトウェアの研究・開発を展開しており、社員数は200人。資本金は300万元(約4,300万円)。中国の流通小売業向け SI では最大手。
中国では、流通業へのシステム投資は年平均16%と高い伸びを続けており、今後さらに拡大される見込み。NEC はこれまで、華北・華東地域でコンビニエンスストアやスーパーマーケットを中心に SI 事業を展開してきたが、中国全土の流通小売業向けに IT 市場への食い込みを図るため、ノウハウや人脈、販売ルートを持つ長益集団と資金提携することを決めた。
両社は今後、それぞれの強みを活かし、中国流通業界でトップ SI ベンダーを狙いながら事業を展開していくという。