現代のネットワークとは、アプリケーションやプロトコルの複雑な寄せ集めのようなものだ。ネットワークの性能を検査し、動作を監視することは、大規模な事業となる。先進ネットワークおよびサービス保証ソリューションを手がける NetScout Systems (NASDAQ:NTCT) は20日、こうした事業をさらに拡大するべく、競合相手の Network General を買収することで両社が合意に至ったと発表した。
NetScout によると、同社は投資会社 Silver Lake Partners および Texas Pacific Group Ventures から Network General を買収するという。買収額は、現金、株式、債務引き受け分を合わせて総額2億500万ドル相当だ。買収手続きの完了は11月の見通しで、Network General の従業員は、NetScout に籍を移すことになる。
NetScout の社長兼 CEO (最高経営責任者) Anil Singhal 氏は、電話会見のなかで次のように述べている。「われわれはかねてから、Network General との合流を目指していた。今こそ、買収を実現すべきタイミングだ。合併後は、より大規模な営業担当者に支えられた、より多様で大規模な顧客基盤を持つことになる」
Network General は、深いレベルのパケット検査を行なう『Sniffer』シリーズの製品でおそらく最も良く知られている会社だ。一方 NetScout の製品は、同社の『KPI (性能評価指標)/Flow/Packet』という理論的枠組みに基づくものだ。
NetScout の Singhal 氏によると、同社は今後も Network General の製品と顧客サポートを継続し、最終的に両社の製品を1つのラインに統合する計画だという。その際、両社製品を配備済みの顧客に対し、アップグレードする形の移行手段を用意すると、同氏は述べた。
Network General は2004年に、Network Associates (現 McAfee) が Sniffer 事業部門を上述した投資会社へ2億7500万ドルで売却して生まれた会社だ。