企業向けソフトウェア大手 SAP は7日、ビジネスインテリジェンス (BI) ソフトウェア会社 Business Objects に対し、総額67億ドル (48億ユーロ) の友好的買収提案を行なったことを発表した。成長中の BI 分野で、SAP が独走を狙う一手だ。
さらに、この買収によって SAP は、サービスとしてのソフトウェア (SaaS) 分野への Business Objects の投資を活用できるようにもなる。
フランスと米国に拠点を置く Business Objects は、企業が自身の経営意志決定や市場での競争を分析するのを支援するソフトウェアを作成している。同社の8日の報道陣向け会見によると、同社は独立会社として存続するという。
SAP の CEO (最高経営責任者) Henning Kagermann 氏は、SAP の製品と Business Objects の BI が結びつくことは、顧客、パートナー、従業員、そして株主に利益をもたらすと述べた。同氏はさらに、両社の合併は、リアルタイムかつ多次元の BI を通じて、意志決定プロセスを強化し、顧客価値を増大させ、持続可能な競争優位性を創出することを狙うソリューション群を成長させると述べた。