Cisco、Navini Networks の買収で WiMAX 戦略を本格化WiMAX 戦略を転換し、ワイヤレス メトロポリタン ネットワーク市場に積極的に取り組むべく、Cisco Systems は23日、モバイル WiMAX 用ネットワーク機器ベンダーの Navini Networks を買収することで、両社が合意に至ったと発表した。
買収は現金およびオプションの引き受けによって行ない、総額はおよそ3億3000万ドルとなる。なお、買収手続きは2008年1月末に完了の見通しだ。 Navini 買収に伴い、Cisco の WiMAX に対する大きな姿勢変化も完了することとなり、同社はワイヤレス メトロポリタン ネットワーク市場に真正面から取り組む。この新たな方針は、同社を3G 移動体通信ネットワーク プロバイダと競合する立場に立たせる可能性もある。 Cisco は2004年に方針書を発表し、同社が WiMAX 機器メーカーにはならず、無線アクセス ネットワーク (RAN) プロバイダと協力する立場を取ると表明した。ところが同社の立場は、特に発展途上地域における WiMAX 市場の立ち上がりと共に変貌した。 調査会社 Current Analysis の調査責任者でワイヤレス設備分野の主任アナリストを務める Peter Jarich 氏は、次のように述べている。「これは、Cisco の新規分野参入だ。同社が Wi-Fi ですでにワイヤレス分野の事業を展開をしていることは、言うまでもないことだが、今回のことは、古参ベンダーの存在に阻まれていたために、Cisco が2G や3G (移動体通信ネットワーク分野) において、おそらくなし得なかったことだろう。WiMAX にはまだ支配的なメーカーが存在していないため、Cisco は市場が未成熟なうちに参入することができる」 Jarich 氏によると、Motorola と Alcatel-Lucent が現在 WiMAX 市場を牽引しているという。こうした有力企業がひしめく中、Navini は自ら研究開発を行なうことで、他社との差異化を進めてきた。Navini は現在、WiMAX 技術に関する特許を13件保有しており、申請中の特許案件も14件ある。そして、同社の決定的な差異化要素は、「ビームフォーミング」および『MIMO』という2つの技術だ。 関連記事 最新トップニュース
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