Webファイナンス2007年10月26日 19:40
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

【今週の Web ミミズク】SCO、絶体絶命

この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20071026/3.html
著者:japan.internet.com 編集部
国内internet.com発の記事
IBM や Red Hat を相手に、 UNIX ソフトウェアのライセンスの濫用で訴訟を起こしていた SCO が、 絶体絶命の危機に陥っている。

同社の中核である UNIX 事業を売却しようとしているのだ。

数年前、SCO の IBM や Red Hat に対する訴訟で、 UNIX 業界や Linux 業界は騒然となった。

IBM 提訴の際には、 SCO 側は、 訴訟は Linux コミュニティやオープンソースコミュニティに対する攻撃ではない点を繰り返し強調していたが、 その後、IBM も Red Hat も SCO を逆提訴、 泥沼の法廷闘争になるかと思われた。

SCO の法廷費用はどのくらいかさんだのだろうか。

2005年の8月には、 SCO は、 SCO の訴訟費用がもうすぐ「上げ止まる」、 つまり、SCO の IP 関連訴訟をカバーする3,000万ドルの弁護費用の支払いが完了する、と語っていた。

それに加え、 同社の資源の98%は新製品開発に費やされており、IBM などとの係争中の裁判費用は、わずか2%に過ぎない、としていたが…。

しかし、 同社はまた、 上場廃止の危機にも見舞われている。

9月28日の取引終了後、 同社株の公開廃止に関する公聴会を11月8日に開くとの通知を、 NASDAQ から受け取っているそうだ。

SCO が28日に明らかにしたところによると、 NASDAQ の規則では、公開株の終値が1ドルに満たない場合、 公開廃止処分の対象になるが、 SCO の普通株の終値は、 過去30営業日連続で1ドルを下回っている、という。


Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved.http://www.internet.com/