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IBM が Cognos をおよそ50億ドルで買収IBM は12日、カナダのオタワに拠点を置くビジネス インテリジェンス (BI) 企業 Cognos を現金総額およそ50億ドルで買収することで両社が最終合意に達したと発表した。IBM はこの買収でデータベース製品ラインを強化したい考えだ。
Oracle や SAP も BI を手がける企業の買収を発表しており、IBM が今回の買収のような動きに出ることは、ある程度予想されていたと言える。SAP は10月に、BI ソフトウェア企業 Business Objects に対し、総額67億ドル (48億ユーロ) の友好的買収提案を行なったことを発表した。また、今年3月には Oracle が、BI 大手の Hyperion Solutions を33億ドルで買収している。 IBM は Cognos の株式1株あたり58ドルを支払い、買収総額は49億ドルになる。規制当局による承認手続があるため、買収完了は2008年第1四半期以降の見込みだ。 IBM のソフトウェア部門を担当する上級副社長、Steve Mills 氏は、両社には共通する顧客が多く、長年の協力関係にあると語っている。「両社が一緒になることは自然な流れ」だったと Mills 氏は買収を発表する電話会見で述べた。「買収に費やす現金は、今後、IBM のさらなる成長につながるものだ。われわれの持つミドルウェア技術と組み合わせることでどんな発展が生まれるか、非常に期待している」 Gartner のアナリスト Colleen Graham 氏は、IBM は Cognos の買収で同社の『DB2』データベースに分析機能を加えることができ、製品の強化につながるはずだと説明した。Oracle も Hyperion を買収したことで、既に同機能を追加している。 これまで、BI 分野は独立系ソフトウェア プロバイダが占める一種の「中立地帯」だったが、「BI 専業のプロバイダに残された市場はもはやない」と、Graham 氏は取材に応えて語っている。「この分野全体が大きく動いている。われわれは18か月前から、IBM は BI 分野で買収を行なうべきだと主張し続けてきた」 関連記事
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