Webファイナンス2007年11月17日 12:00
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買収拒否は正解か、BEA の8-10月期決算は好内容

この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20071117/11.html
著者:Larry Barrett
海外internet.com発の記事
BEA Systems は15日、2008会計年度第3四半期 (2007年8-10月期) の決算を発表し、あわせて米証券取引委員会 (SEC) に遅延していた数四半期分の決算報告書を提出した。

今期はアナリスト予測を超える好業績を達成したが、Oracle をはじめとする潜在的な買収先からの大きな利益を期待している株主にとっては、あまり嬉しいニュースではなかったかもしれない。

Oracle の CEO (最高経営責任者) Larry Ellison 氏は14日夜、アナリストとの会合において、もし Oracle が再度 BEA に買収提案を行なうとしても、提示額は1株あたり17ドル (総額67億ドル) 以下になるだろうと語った。1株あたり17ドルというのは、10月に Oracle が最初に行なった買収提案で提示した金額だが、Ellison 氏は「現状ではどこも BEA に買収など持ちかけなさそうだ」と述べた。

BEA の株主もおそらく同意見だろう。

BEA の株価は、Oracle が BEA に「友好的」な買収を持ちかける前日の10月11日には1株あたり13.62ドルの終値で引けていた。ところが、この一方的な買収提案が浮上したことで BEA の株価は上がり始め、4.50ドル (33%) 以上値上がりして一時は1株あたり18.15ドルにまで高騰した。しかし、10月28日に Oracle の買収提案が期限切れを迎えると株価は徐々に下がり始め、今回の決算発表後はさらに値を下げている。

Reuters は Ellison 氏の談話を次のように伝えている。「1株あたり17ドルというのは、かなりの上乗せをした金額だ。どうして買収を持ちかけたか? それは利益のためだ。もし当社が再度買収を持ちかけるとしたら、提示額はこれより下がるだろう」

一方の BEA は、Oracle のこの強気の姿勢にも動じないようで、8-10月期の決算では売上3億8440万ドル、GAAP ベースの純利益5600万ドル (希薄化後1株あたり13セント) を計上した。3億8440万ドルという売上は、前年同期から11%の増加だ。従業員のストックオプション関連費用などを除外した非 GAAP ベースの利益は、1株あたり19セントで、大半のアナリストが予測した1株あたり14セントを大幅に上回った。

同社 CEO の Alfred Chuang 氏は、8-10月期の決算について、SEC に遅れて提出した4四半期分の決算報告書および2007会計年度 (2006年2月から2007年1月) 通期の決算報告書とあわせて、同社が Oracle の買収提案を拒絶したのは正しかったことを証明するものだと述べ、同社の市場価値を正当に評価するなら、1株あたり21ドル、総額82億ドル近くになるはずだとの見解を示した。


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