25年以上にわたって、Microsoft のナンバー3と目されてきた Jeff Raikes 氏が10日、今年9月に引退することを明らかにした。
現在 Microsoft Business Division (MBD) の社長を務める Raikes 氏の後継には、他社の幹部の Stephen Elop 氏の名前があがっている。Elop 氏は、10日まで Juniper Networks の COO (最高業務責任者) を務めていた。
Elop 氏には、Adobe Systems で世界業務担当社長を務めた経験もある。この役職に就く前には、Adobe が2005年に買収した Macromedia で社長兼 CEO (最高経営責任者) を務めていた。
MBD は、Microsoft の現行体制における3つの製品事業部門の1つで、他の2部門は、Kevin Johnson 氏が社長を務める Platforms and Services Division と、Robbie Bach 氏が社長を務める Entertainment and Devices Division だ。
また、この人事異動に伴って若干の組織再編が実施され、Bob Muglia 氏が上級副社長を務める Server and Tools Business 部門が、CEO である Steve Ballmer 氏の直属となる。Raikes 氏は Microsoft の上級役員チームの一員だが、引退まではチームにとどまる。
Elop 氏は今月末から Microsoft に加わる予定だ。Raikes 氏によれば、9月まで職にとどまるのは、Elop 氏に職務をスムーズに引き継ぐためだという。
ここ数日のうちで、長年にわたって在籍した Microsoft 幹部が退職を発表するのは、Raikes 氏で2人目となる。同社の広報担当者は10日、M&A 戦略責任者の Bruce Jaffe 氏が2月29日付けで退職することを認めた。Jaffe 氏は12年にわたって Microsoft に在籍していた。