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IBM と AMD の合併にメリットはあるか?IBM と AMD のかなり密接な協力関係は、両社が合併するのではとの憶測をしばしば生んできたが、この手の憶測はたちまち両社に否定されるのが常だ。
『Financial Times』紙は23日、匿名の情報筋の話として、両社が合併を検討中と報じた。この記事により、合併の憶測に拍車がかかっている。 両社の相性は良いように見える。いずれもテキサス州オースティンに大規模な施設を持っているほか、AMD は半導体製造の一部を IBM に外注している。さらに両社は、ニューヨーク州北部の大規模な製造施設を共同で建設中だ。 Financial Times 紙の記事では、合併の時期や金額規模について触れていない。29日の現時点における AMD の株価7.62ドルをもとに計算すれば、同社の時価総額は44億2000万ドルになる。 AMD と IBM はいずれも、この記事に関するコメントを避けた。複数のアナリストに取材したところ、この憶測に関する見解はさまざまだったが、いくつかの点では意見が一致している。 まずは、おそらく合併はないだろう、という見方だ。 業界アナリストの Jon Peddie 氏は、「理にかなっていないように思う。IBM 側のメリットが見えてこない。AMD の技術について利害関係を持ちたいと考えているなら、IBM は幾ばくかの AMD 株を買えばいいだけの話だ。そうすれば、米連邦取引委員会 (FTC) の注意を引かずに、影響力を行使できる」と語る。 また Forrester Research の上級アナリスト James Staten 氏も、次のように述べている。「これほど大規模な買収が実現したら驚きだ。合併吸収するには、規模があまりに大きい。IBM は、売上と知的財産のメリットが大きい会社を買収する傾向にある」 だが、Pund-IT の主席アナリスト Charles King 氏は、合併が有効な可能性もあるとの見方を示した。 King 氏の見解によれば、AMD の買収は、IBM が高性能/ハイエンド市場に進出する足がかりになるという。IBM は自社製『POWER』アーキテクチャにより、同市場への食い込みを図っている。IBM の狙いが廉価製品市場にないことは確実だ。IBM はここ数年で、パソコン事業、ハードディスク事業、プリンタ事業を次々と売却している。 関連記事 最新トップニュース
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