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2008年2月18日 09:00

SCO、1億ドルの資金供与をてこに立て直しへ

窮地に立っている『UNIX』ベンダー SCO Group に、生きのびる新たな道が見つかったのかもしれない。同社が破産状態から脱し、物議をかもしている訴訟を継続できるよう支援する目的で、1億ドルの資金が注入される。

資金を提供する投資会社 Stephen Norris Capital Partners (SNCP) は、この取引の一環として SCO の過半数の株式を取得する。

SCO Operations の社長兼 COO を務める Jeff Hunsaker 氏は14日の発表で、次のように述べている。「今回の資金提供は、当社を米連邦破産法第11条による保護下から脱出させるだけでなく、当社の事業にとって、刺激的な将来展望をもたらす」

同氏はさらに、「今回の巨額の金銭的支援は、それぞれの事業を前進させるために当社の UNIX サービスを頼りにし、引き続きアップグレードを求めている顧客/パートナー/再販業者にとって明るいニュースだ」と語った。

SCO の声明によると、SNCP はすでに SCO の事業計画を用意しており、その中には訴訟の継続も入っているという。

SCO は、UNIX の著作権問題をめぐり、IBM と Novell の両方と激しく法的に対立してきた。そして最近は、SCO にとってさほど有利な状況とは言えなくなっていた。

昨年8月、米国連邦地裁の Dale Kimball 判事は、問題になっている UNIX および『UnixWare』の著作権は Novell が保有しているとして、SCO に不利な判決を下した。同判決を受け、SCO はついに破産法第11条による資産保護を申請するに至った。

SCO によると、SNCP の事業計画には、新製品への取り組みも入っているという。ただし同社の声明では、事業計画についてそれ以上の詳細に触れていない。

SCO によると、同社取締役会は SNCP からの資金受け入れを全員一致で承認したという。取引が成立すると、結果として SCO は株式非公開会社になる。

SCO は昨年10月、York Capital から買収提案があったとして、UNIX 事業を3600万ドルで売却しようとしていたが、今回の1億ドルという金額はその3倍近い。なお York Capital への UNIX 事業売却は、結局成立しなかった。

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