Intel、フラッシュメモリ事業の採算改善に決意を示すIntel の最高経営責任者 (CEO) Paul Otellini 氏は5日、カリフォルニア州サンタクララの本社にアナリストらを招いて会見を開き、NAND 型フラッシュメモリ事業の状況などを説明した。前日には同社の第1四半期に関する業績見通し引き下げが、半導体関連銘柄に悪影響を与えていた。
Intel は3日、フラッシュメモリの価格が予想を下回ったことから、第1四半期の粗利益率について、当初見通しの56%から54%に引き下げた。その結果、明けて4日の株式市場では、同社の株価ばかりか半導体銘柄全体が打撃を受けた。そして Otellini 氏は5日の会見で、3日の発表内容について説明した。 Intel は2007年第4四半期から2008年第1四半期までのフラッシュメモリ価格下落幅について、27%程度と予測していたが、実際には53%の下落に及んでしまった。これは仕掛品だけでなく、すでに完成していた在庫にも影響するという二重の打撃となった。 しかし Otellini 氏は、同社がビット数に換算して2007年第4四半期に比べて2倍ものフラッシュメモリをすでに出荷済みだと述べた。そのため、Intel は価格下落に苦しんでいるものの、出荷規模でその埋め合わせができる可能性は残っている。 Intel はこの問題を高価格帯の製品、特に SSD (半導体型ドライブ) に注力することで乗り切ろうとしている。Apple の『MacBook Air』のような最新のノートパソコンは SSD を搭載しており、Intel は NAND 型フラッシュメモリだけでなく、コントローラや消費電力管理技術も提供できる。 Otellini 氏は会場に集まったアナリストらに対し、次のように述べた。「われわれは低価格品市場との間に障壁を設けるべく、今年半ばには SSD に参入する。フラッシュメモリ事業については、当社の足を引っ張らないよう私自身が関与してきた。事態を改善し、なんとしてでも利益性を実現するつもりだ」 関連記事 最新トップニュース
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