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IBM が『PostgreSQL』のサポートベンダー EnterpriseDB に出資10年以上にわたって、『PostgreSQL』はオープンソース データベースの中核をなしてきたが、ここ数年で EnterpriseDB が、PostgreSQL をサポートし普及を牽引する有力ベンダーとして台頭してきた。
EnterpriseDB は PostgreSQL の事業を継続するうえで、今回、IBM からも若干の支援を受けることになった。同社はまた、PostgreSQL 関連の製品名を改め、業務を拡大して、オープンソースで競合する『MySQL』や、プロプライエタリで競合する『Oracle』を視野に入れながら、競争力強化を目指す。 IBM は、EnterpriseDB による総計1000万ドルとなる C ラウンドのベンチャー資金調達に参加する。EnterpriseDB の CEO (最高経営責任者)、Andy Astor 氏によると、IBM は今回のラウンドに参加した4社のうちの1社で、ほかには Charles River Ventures、Fidelity Ventures、Valhalla Partners が参加している。これまでに EnterpriseDB が調達したベンチャー資金は、3750万ドルに達する。 Astor 氏は取材に対し、声をかけてきたのは IBM のほうからで、そこから話が始まったことを明らかにした。IBM との協議が始まったのは、2008年初めに Sun Microsystems が MySQL AB を10億ドルで買収する前のことだ。 IBM が EnterpriseDB を買収するという話は持ち上がっていないようだ。 Astor 氏は取材に対し「買収は受けない。常にさまざまな相手と協議を行なっているが、今回 IBM が資金調達に参加したのは、買収のためではない。EnterpriseDB が PostreSQL について行なっていることに関心を持ったからだ」と語った。 Astor 氏によると、EnterpriseDB が、Oracle のプロプライエタリ データベースと直接競合する主要ライバルとして台頭してきたため、IBM はその一角に入ろうとしているのだという。IBM ももちろん、『DB2』という自社のプロプライエタリ データベースを持っている。DB2 は、Oracle、PostgreSQL の双方と競合する。 EnterpriseDB は今回の資金調達と同時に、2つの主力製品の商標を変更する。これにより、『EnterpriseDB Postgres』は『Postgres Plus』、『EnterpriseDB Advanced』サーバーは『Postgres Plus Advanced Server』と呼ばれる。 この2製品は、最近リリースされたデータベース『PostgreSQL 8.3』に基づくものになる。 関連記事
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