Intel 共同出資のフラッシュメモリ会社 Numonyx、ついに正式設立Intel と STMicroelectronics が共同出資する合弁会社 Numonyx は3月31日、新 CEO の下、当初の予定よりもはるかに恵まれた財務状況で設立手続きを正式に完了した。新会社は Intel から NOR 型フラッシュメモリ事業を、STMicroelectronics からは NAND 型フラッシュメモリ事業を譲り受け、親会社の連結決算から外れた独立企業としてフラッシュメモリの開発を行なう。
Numonyx の本社は、STMicroelectronics の本社があるスイスのジュネーブに置かれるため、Intel から Numonyx に移籍する2500名の従業員の中には、現在の事業所があるカリフォルニア州フォルサムからスイスに引っ越すことになる者もいる。 新会社の CEO には Intel の副社長でフラッシュメモリの事業本部長を務めていた Brian Harrison 氏が就任し、COO には STMicroelectronics の副社長だった Mario Licciardello 氏が就任する。 Intel と STMicroelectronics のフラッシュメモリ事業を統合したことで、Numonyx は NOR 型フラッシュメモリに関して世界最大の供給元となり、さらには携帯電話市場においても最大のフラッシュメモリ メーカーとなる。 Numonyx の設立発表は、ほぼ1年前の2007年5月に行なわれた。その時点では2007年下半期に設立される予定だったが、多くの企業に悪影響を及ぼした信用収縮に Numonyx も影響を受け、設立が遅れていた。ただし、財務状況に関して言えば、同社は当初の予定よりも好ましい状況にある。 元々の予定では、Numonyx は13億ドルの銀行融資を受けてスタートし、そのうちの9億ドルについては、資産売却の引き替えとして、Intel と STMicroelectronics に現金で渡されることになっていた。だが実際には、イタリアの銀行 Intesa Sanpaolo と Unicredit Banca d’Impresa から4億5000万ドルの期限付き融資、ならびに1億ドルのコミット型リボルビング クレジット ファシリティを受けて発足することとなった。 新会社の株式は、45.1%を Intel が、48.6%を STMicroelectronics が保有する。また、投資会社の Francisco Partners も1億5000万ドルの現金を投資して、Numonyx 株の6.3%を取得する。 Harrison 氏によると、Numonyx の年間売上はトータルで30億ドルにのぼるという。また、同氏は新会社の発足を発表する記者会見において、事業開始から最初の1年以内に黒字を計上するとの見通しを示した。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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