EMC、念願叶って Iomega 買収へストレージ大手 EMC は8日、Iomega を総額およそ2億1300万ドルで買収することで、両社が最終合意に至ったと発表した。EMC は先月、買収案の提示条件を引き上げており、多少の歩み寄りが大きな成果に繋がった格好だ。
買収は現金によって行ない、EMC は Iomega の発行済み株式について、1株あたり3.85ドルの公開買い付けを行なう。買収手続きは6月末までに完了する見通しだ。 EMC からの買収提案を受け入れるにあたり、Iomega は ExcelStor Group との合併契約を破棄した。こちらは750万ドルの違約金が発生する。 EMC は Iomega の買収により、膨大な顧客基盤と、消費者/小規模事業者/中規模企業向けストレージ市場につながる太いチャンネルを手に入れ、Dell や Hewlett-Packard (HP) など、中小規模企業 (SMB) 向けストレージ市場における強力な競合企業に対して有利な立場も獲得する。 一方 Iomega にとっては、EMC と合併することにより、多数の新たな道が開ける。 Iomega の CEO (最高経営責任者) Jonathan Huberman 氏は、取材に対し次のように語った。「競合していた売上数十億ドル規模の企業と対等の関係に立つチャンスを、EMC がもたらすため、われわれは今回の機会にとても胸を躍らせている」 同氏は、Iomega の2007年通期売上が3億3600万ドルだったと説明した。 Huberman 氏によると、大型企業向け市場における EMC の守備範囲により、Iomega が中小企業環境向けに、データ重複除外のような大型企業レベルのストレージ技術を開発することにつながる可能性もあるという。 「われわれは今日まで、大型企業に対して露出していなかった。そのレベルに移行できるチャンスには刺激を覚える」と Huberman 氏は語った。 買収手続き完了後、Iomega は EMC に新設される一般消費者/小規模企業製品部門の中核となる。Huberman 氏は引き続き同部門を率いるとともに、EMC のストレージ プラットフォーム部門担当副社長兼ゼネラル マネージャを務める Joel Schwartz 氏の直属となる。 また新部門は、バックアップ ソフトウェア『EMC Retrospect』や、NAS 構成用ソフトウェア『EMC LifeLine』などの製品を担当する予定だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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