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IBM、Diligent Technologies の買収でデータ重複排除分野に参入IBM は18日、データ保護とデータ重複除外を専門とする Diligent Technologies を買収したと発表した。今回の買収で IBM は、注目を浴びつつあるデータ重複排除分野で評価の高い企業を手に入れるだけに留まらず、市場と販売チャネルに関し、新たな可能性を切り開けるかもしれない。
企業はデータ重複排除ソリューションを利用して、ストレージに保存するデータの重複をなくすことで保存データを圧縮し、資源とコストを節約できる。IBM は Diligent の買収によって、データ重複排除ソリューションを手がける EMC、Sun Microsystems および Hitachi Data Systems (HDS) といった有力企業と肩を並べることになる。 また、買収により Diligent が Sun、HDS、Overland の3社と結んでいた OEM 関係ももたらされるため、IBM は優良な再販チャネルを獲得することになる。 皮肉なことに、IBM にとって新たなライバルとなる HDS も、Diligent の有力な OEM パートナーとして市場を牽引してきた。その事実は両社にとって何らかの問題を引き起こすかもしれない。 Gartner の副社長 David Russell 氏は、取材に対して次のように語った。「IBM には、これまでデータ重複排除に関する経験がなかったが、Diligent の買収によってそれを手に入れた。HDS は、Diligent との関係に費やしてきた資金やリソースの量を考慮し、今後どうすべきか見極める必要に迫られるだろう。HDS は Diligent との関係を高く評価しているに違いないが、今となってはそれも HDS と IBM との間の差別化要因にはならない」 EMC の研究開発部門から6年前にスピンオフした Diligent は、2006年初めに最初の製品を発表する以前から、人々の強い関心を引きつけていた。 Diligentによると、同社の企業向けデータ重複排除プラットフォーム『ProtecTIER』は発表以来、大手通信事業者、国際的自動車メーカー、金融機関およびヘルスケア企業など、100社を超える Fortune 1000 企業のデータセンター環境に導入されているという。 今回の買収に関する詳細は明らかになっていないが、調査会社 Robert W. Baird & Co. は IBM が 支払った買収額について、約2億ドルと見積もっている。IBM によると、Diligent は IBM のシステムおよび技術グループのシステム ストレージ部門に組み込まれることになるという。 関連記事
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