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AMD が6四半期連続の赤字決算、果たして光明は見えるかAMD にとって暗く長いトンネルの先には、出口の明かりが待っているのだろうか。それとも AMD に見える光は、青字で大きく「I」と描かれた列車の近づいてくる前照灯に過ぎないのか。
AMD は17日、2008年第1四半期の決算を発表した。同社にとってはこれで6四半期連続の赤字計上となった。そのなかで好材料といえるのは、損失がさほど大きなものではなく、純損失額3億5800万ドル (1株あたり0.59ドル) にとどまったことだ。同社は第1四半期について、通常の季節的要因による影響を上回る損失を計上するとの見通しを示していたため、この数字は驚くにはあたらない。 しかし、今後は幾ばくかの救いがあり得る。AMD は同四半期、最大のライバル Intel との競争に復帰できる新製品を多数リリースし、痛みを伴なう人件費の削減を進めている。したがって、希望はあるかもしれない。 AMD が抱える問題の1つは、古くなった製品ラインだった。Technology Business Research (TBR) のアナリスト John Spooner 氏が指摘する通り、同社の製品ラインには、新しいチップと多くの古いチップがまだ混在している。その結果第1四半期の売上は、通常の季節的要因を反映した水準からさらに下回り、前四半期に比べて15%減となった。第1四半期の売上は、前四半期比で5%から10%減となるのが一般的だ。 「特に、大手サーバー メーカーから『Quad-Core Opteron』搭載サーバー製品の出荷がなかったことが、AMD の第1四半期決算に影響を与えた、とわれわれは考えている。季節的要因と、米国における消費者市場の需要落ち込みにより、AMD は2007年第4四半期のときのように、サーバー製品の出荷減少をノートパソコン用プロセッサのより大きな売上で相殺できなかった」と、Spooner 氏は調査報告に書いている。 また、Mercury Research の社長 Dean McCarron 氏によると、AMD の製品ラインアップは今、市場競争を戦えるものになったという。「AMD には、上位製品から下位製品まで、Intel と市場のトップを争える製品が揃っているだろうか? 答えはおそらくノーだ」と McCarron 氏は語る。しかし同氏は、最も販売数を見込めるのがミッドレンジの分野で、ここにおいて AMD は Intel に十分対抗できるとの見方を示した。 Spooner 氏と McCarron 氏の両氏とも、新プロセッサ群による利益が AMD の損益に現われるまで、今しばらく時間がかかると分析する。AMD が黒字に転じるのは、早くとも第3四半期以降というのが両氏の意見だ。Spooner 氏は報告書のなかで、次のように述べた。「Hewlett-Packard および Dell の新しいサーバーを企業が評価するには時間がかかるため、第3四半期には新しいプロセッサの影響が決算により大きく反映されると見ている」 関連テーマ
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