Webファイナンス2008年4月23日 14:20
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Yahoo!、第1四半期決算で独立路線の価値を強調

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著者:Kenneth Corbin
海外internet.com発の記事
Web ポータル大手の Yahoo! は22日、2008年第1四半期の決算を発表した。Microsoft からの買収提案を受け、Yahoo! の先行きが見えない時期が続くなか、まずまずの決算内容となった。

トラフィック獲得コスト (TAC) を差し引いた売上は、前年同期比14%増の13億5000万ドルで、2007年第4四半期の決算発表時に同社が示した業績見通し範囲の中間値を上回る数字だ。

CEO の Jerry Yang 氏は、この決算こそ同社の戦略がうまく機能していることの証左だと主張した。その戦略の中心となるのは、Yahoo! 自身を改革し、Web サーファーの出発点として、また広告主にとって最良のパートナーとしてふさわしい存在にすることだ。

Yang 氏は、アナリストを迎えた決算報告の電話会見で次のように語った。「第1四半期の決算内容には、大いに誇りを感じる。多角的に事業を遂行する当社の能力は、明らかに向上しつつある」

決算の内容をもう少し詳しく見てみると、特別損失を除いた非 GAAP ベースの純利益は1株あたり11セントで、アナリスト予測を2セント上回ったが、前年同期と同額にとどまった。非 GAAP ベースの純利益額自体は1億5000万ドルで、前年同期の1億5400万ドルからやや減少している。2007年第4四半期における非 GAAP ベースの純利益も、同様に前年同期比で微減していた。

一方、営業利益の方は前年同期比28%減の1億2100万ドルだった。Yahoo! はこの減益について、退職金の支払いや Microsoft の買収提案に対応するためのコンサルティング費用によるものだと説明した。

IT 企業の中でも、Yahoo! の決算報告はもっとも熱い注目を浴びていた。それは何も、同社の決算が事前の見通しを大きく上回るとか下回るといった予測があったからではない。

米国最大のインターネット企業同士の大型合併が実現するかどうかの鍵は、難局にある Yahoo! 次第だからだ。

今回の決算発表では、日増しに敵対的な姿勢を強める Microsoft に対し、Yahoo! が何らかの対応策を示すのではないかと待ち受けていた向きもあったが、その期待は裏切られた格好だ。

Yang 氏は買収問題について、新たな事実を明かすことなく、国際的ブランドとしての Yahoo! の価値、世界中に広がる利用者、ディスプレイ広告における強みなど、Microsoft が Yahoo! の価値を過小評価していると、同社取締役会が判断した根拠を繰り返すにとどまった。

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