Yahoo! にとって、未来はまったくもってわからないものだ。同社 CEO (最高経営責任者) の Jerry Yang 氏は公式 Blog の中で、「Yahoo! にとってのこの13週間は、尋常ではない期間だった。これまで経験したことのない、ある意味で顕微鏡で覗かれているような状況が続いた」と振り返った。そして、同社の改革戦略を推進し続けてきた従業員らを称賛し、将来に向けて希望に満ちた眼差しを示した。
Yang 氏はまた、「Microsoft が (買収提案を) 取り下げたことで、当社は業界のリーダーシップを強めて株主のために企業価値を最大化するという目的に向けて、より効率的にエネルギーを注ぐことができるようになる」とも述べている。
現在の Yahoo! が直面する課題は、Microsoft が2度目の提案より2ドル安い最初の買収提案発表を行なったとき以降、何も変わっていない。3日に取り下げられた買収提案で Microsoft が提示していた金額は1株あたり33ドルであり、これに匹敵する企業価値をもたらす解決策を他に見いだせるだろうか。
一方、CEO の Yang 氏は5日、ロイターの取材に対し、Microsoft が買収提案の撤回を表明したことについて「複雑な心境」だと語った。そして、Yahoo! は Microsoft が交渉のテーブルに戻ろうとした場合に応じるつもりはあるのかという問いかけに対し、次のように答えている。「彼らが何か新しい申し出を準備しているのであれば、応じる用意はある。(中略) 積極的に耳を傾けたいと思っている」