![]() ![]() ![]() ![]() Microsoft の買収提案撤回に、Yahoo! の次の動きは?この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20080507/11.html
著者:Kenneth Corbin
海外internet.com発の記事
Yahoo! にとって、未来はまったくもってわからないものだ。同社 CEO (最高経営責任者) の Jerry Yang 氏は公式 Blog の中で、「Yahoo! にとってのこの13週間は、尋常ではない期間だった。これまで経験したことのない、ある意味で顕微鏡で覗かれているような状況が続いた」と振り返った。そして、同社の改革戦略を推進し続けてきた従業員らを称賛し、将来に向けて希望に満ちた眼差しを示した。
Yang 氏はまた、「Microsoft が (買収提案を) 取り下げたことで、当社は業界のリーダーシップを強めて株主のために企業価値を最大化するという目的に向けて、より効率的にエネルギーを注ぐことができるようになる」とも述べている。 現在の Yahoo! が直面する課題は、Microsoft が2度目の提案より2ドル安い最初の買収提案発表を行なったとき以降、何も変わっていない。3日に取り下げられた買収提案で Microsoft が提示していた金額は1株あたり33ドルであり、これに匹敵する企業価値をもたらす解決策を他に見いだせるだろうか。 Yahoo! はこれまでに、少なくとも7件の株主訴訟を抱えている。これらの集団訴訟の内容は、1株あたり31ドルという Microsoft の当初の買収提案に対する取締役会の対応が、株主信任義務に違反しているというものだ。さらに上乗せされた買収額をも Yahoo! が拒否し買収提案が撤回されたことを受けて、株価は5日の終わり値で24.37ドルと15%近くも急落した。こうしたことから、調査会社 IDC のアナリスト Karsten Weide 氏は、さらに多くの株主が新たに訴訟を起こす可能性があると指摘している。 Weide 氏は、Microsoft の提案断念は単なる交渉戦術で、結局のところ駆け引きはまだまだ続くだろうと見ている。 「Microsoft は Yahoo! の姿勢をはったりだと判断した。今は、『時が味方してくれる』という構えでいる」と Weide 氏は述べた。 一方、CEO の Yang 氏は5日、ロイターの取材に対し、Microsoft が買収提案の撤回を表明したことについて「複雑な心境」だと語った。そして、Yahoo! は Microsoft が交渉のテーブルに戻ろうとした場合に応じるつもりはあるのかという問いかけに対し、次のように答えている。「彼らが何か新しい申し出を準備しているのであれば、応じる用意はある。(中略) 積極的に耳を傾けたいと思っている」 |