japan.internet.com
ファイナンス2008年5月7日 13:20
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

Microsoft、Yahoo! 買収提案を取り下げ

この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20080507/12.html
著者:Stuart J. Johnston and Kenneth Corbin
海外internet.com発の記事
この数か月間、さまざまな大言壮語、宣言、行動が飛び出したが、Microsoft は3日、Yahoo! 買収を断念し、買収提案を取り下げることを決めた。

Microsoft の CEO、Steve Ballmer 氏は同日、Yahoo! の CEO、Jerry Yang 氏に書簡でこの件を通知した。さらに Microsoft は同日午後になって、該当の書簡を自社サイトで公開した。

Ballmer 氏は、発表の中で次のように述べている。「買収提示額を約50億ドル引き上げるなど、当社が最大限に努力したにもかかわらず、Yahoo! は当社の提案を受け入れる方向に動かなかった。熟慮の結果、Yahoo! が求めている経済的な条件は、当社にとって受け入れられないもので、買収提案を取り下げることが当社の株主や従業員などの利害関係者にとって最大の利益になると確信するに至った」

Microsoft はおよそ3か月前、初めてオンライン検索分野2番手の競争相手 Yahoo! を買収する意向を明らかにした。当初の買収提案は金額規模が約446億ドル相当で、半分を株式交換、残り半分を現金で行なうというものだった。

Yang 氏をはじめとする Yahoo! 経営陣は、すぐさま買収阻止と見られる動きに着手した。

論争や騙しあい、そして Yahoo! が Microsoft 以外ならおよそどこであれ提携相手を求めるといった状況の3か月間を経て、ついに Ballmer 氏と Microsoft は、手を引いた。

Ballmer 氏は書簡の中で、次のように述べている。「買収の件で1月31日に初めて電話したのは、両社の組み合わせが、それぞれの株主に真の価値をもたらし、またオンライン検索市場において、消費者、広告掲載サイト、広告主に、より優れた技術革新と選択肢をもたらすだろうと考えたからだ」

買収申し入れの発表後、時間が経つと共に両社の株価が値下がりしたことから、多くのアナリストは、Ballmer 氏が敵対的買収を仕掛け、Yahoo! の取締役会に役員を送り込む可能性もあると予想していた。しかし、そうした事態は起きないだろう。

今回の買収提案取り下げに Yahoo! はすぐに反応し、声明を発表した。声明の内容は、Microsoft の買収提案が Yahoo! のブランド価値および将来の成長見通しを過小評価しているという、以前からの主張を繰り返すものだった。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.