Yahoo! の4-6月期決算、景気後退で大幅減益買収問題に揺れる Web のパイオニア Yahoo! は22日、2008年第2四半期 (4-6月) の決算を発表した。景気後退の影響を受け、途切れては再開する Microsoft との協議によって同社の先行きに対する不透明感が長引く中で、利益が19%近く落ち込んだ。
同社の第2四半期の純利益は1億3100万ドル、希薄化後の1株当たり利益は9セントとなり、前年同期の1億6100万ドル、1株当たり11セントから減少した。 トラフィック獲得コスト (TAC) を差し引いた売上高は、前年同期比8%増の13億5000万ドルを計上したが、Thomson Reuters がとりまとめたアナリスト予測13億7000万ドルには届かなかった。 また、総売上高は6%増の17億9800万ドルで、同社が示していた売上見通しの中間値に収まった。 Yahoo! の減益は、先日発表となった Google の4-6月期決算がふるわなかったのと同様に、景気低迷の影響がオンライン広告市場にも徐々に出始めていることをある程度示すものだ。 それでも、Yahoo! の CEO (最高経営責任者) Jerry Yang 氏は同社の今後の見通しについて、努めて平静を装いながら決算発表の声明で次のように語っている。 「当社は自らの戦略を遂行しており、長期的成長および株主の利益の最大化に有利な態勢にあると考えている。当社は自らの戦略が正しいことを確信しており、今後も変化するための投資を継続して、インターネットでの成長に重要なトレンドを逃さない態勢を確保していく」 Yahoo! は2月に Microsoft から買収提案を受けて以来、生き残りをかけた戦い、買収からの逃走劇を世間の注視の中で繰り広げてきた。第2四半期の大幅減益は、こうした状況の中で明らかになったものだ。買収話が持ち上がってからというもの、Yahoo! は同社の歴史始まって以来の注目を集め、投資家の信頼を得ようとしての一挙手一投足がニュースのヘッドラインを毎日のように飾っている。 Yahoo! は21日、億万長者の投資家 Carl Icahn 氏と和解したことを発表した。Icahn 氏は、8月1日の Yahoo! 株主総会において同社取締役会を乗っ取ろうとロビー活動を展開していた。 しかし今回の合意に基づき、Icahn 氏は同氏自身および同氏推薦の2名が Yahoo! の取締役会に加わることと引き換えに、委任状争奪戦を取り下げることになった。 関連記事 最新トップニュース
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