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2008年10月9日 12:10

Oracle、プロジェクト管理ソフトウェア最大手の Primavera を買収

著者Richard Adhikariオリジナル版を読む海外海外発
Oracle は8日、プロジェクト管理ソフトウェアで長らくトップの地位にある Primavera Systems を買収すると発表した。買収額は明らかにされていない。

1983年設立の Primavera は、世界中に7万6000社以上の顧客企業を抱え、ユーザーは約500万人に達する。

Oracle によると、Primavera の製品は『Oracle Enterprise PPM』という名称に変わり、工業技術、建設、航空宇宙、国防、公共施設、石油/ガス、製造、専門的サービスなど、プロジェクト集約的な各種産業のニーズに合わせた調整が行なわれる。

Oracle はこれまでも、戦略的な買収を行ない、さまざまな市場に参入してきた。2007年には、ビジネス インテリジェンス (BI) 製品を手がける Hyperion Solutions を33億ドルで、ミドルウェア ベンダー BEA Systems を85億ドルで買収している。

Oracle は Primavera の買収によって、急成長しつつある企業向けプロジェクト ポートフォリオ管理 (PPM) 市場に狙いを定めることが可能になる。Oracle が引用した Forrester Research の調査報告によると、PPM 市場は世界中で、業界平均を25%も上回る急速な成長を見せているという。

Oracle はさらに、Project Management Institute の数字を挙げて、世界全体の国内総生産 (GDP) の20%にあたる12兆ドルがプロジェクト管理に費やされていることを明らかにした。Oracle のプレジデント Charles Phillips 氏は、声明の中で次のように語っている。「世界の GDP の20%が毎年、プロジェクト管理に投入されている。Primavera を傘下に収めたことで、企業向けアプリケーション分野における Oracle の優位をさらに増すことが可能になる」

Oracle によると、Primavera 製品は、企業資源計画 (ERP) パッケージを手がける大手ベンダーの製品にも標準ソフトウェアとしてあらかじめ組み込まれており、工業用アプリケーションにもオープンで規格に基づいた形で組み込まれているという。

同社はさらに、Primavera 製品については今後も自社でサポートし、他の企業向け ERP 製品やサードパーティのアプリケーションに組み込むとともに、製品開発、機能強化、サポートを継続して、製品の技術革新を加速させていくことを明らかにした。

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