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不振にあえぐSun、6000人の人員削減計画を発表何か月も続いた混乱状態を経て、Sun Microsystems の業績不振に関する問題は山場を迎えた。ホリデーシーズンを前に、全従業員の15〜18%にあたる約6000人を削減するリストラ計画を発表するという、好ましくないニュースが飛び込んできたのだ。同社はこれにより年間7億ドルから8億ドルの経費節減を目指すという。
削減内容の詳細を問い合わせたが Sun はコメントを拒否し、削減が実施される部署や、縮小あるいは閉鎖される部門などについては明らかにしなかった。 この人員削減計画のニュースにより、当然のことながら、一部あるいは全部かは別にして、Sun が買収されるのではないかとの憶測が浮上した。Sun の主要株主の1つである Southeastern Asset Management は持株比率を増やしており、株主としての姿勢も、より積極的に Sun の経営に関与する方向に変わっている。 Sun の一番の問題としてかなり前から指摘されているのは、サーバ市場が急速に x86 プラットフォームへと移行しているにもかかわらず、同社がいまだにプロプライエタリな RISC プロセッサを販売しているという点だ。Sun が擁する『UltraSPARC』プロセッサ搭載のサーバー製品は非常に強力で、x86 ベースのサーバーを性能面で上回るものもあるだけに、Sun にとってはなおさらもどかしさを感じる現状ではあるが、ここ数四半期は同社のサーバー製品を購入する顧客は減る一方だ。 Sun は数年以上前から、AMD の『Opteron』ベースのサーバーと Intel の『Xeon』ベースのサーバーも提供している。しかし、全体の売上から見れば x86 系製品の占める割合はごくわずかで、たとえここで売上が伸びていても、UltraSPARC 系製品の売上の減少を相殺するには程遠い。 とはいえ、これは単純に UltraSPARC がユーザーに受け入れられなかったという話ではない。Sun は国際市場への進出に後れを取るなど、必要な時に必要な戦略を取らなかった。Sun は米国市場に大きく依存しているが、その米国経済は2008年に入って以来、著しい苦境にある。Technology Business Research のアナリスト Josh Farina 氏は、Sun は国際戦略でつまずいたと指摘する。 では、Sun は復活に向けて活路を見出すことができるのだろうか? RedMonk のアナリスト Steven O'Grady 氏は、慎重に取り組めば可能だと述べている。「(人員削減が) 30%、40%、50%といった割合なら、確かに今後適切な商品展開ができるのかという疑問が出てくるのも納得できる。しかし、18%の削減ならば、復活も可能なように思える」と O'Grady 氏は述べた。 もし Sun が2009年を持ちこたえられれば、売上が横ばいだったとしても、2010年には黒字を達成できる可能性があると Farina 氏は分析する。「Sun はソフトウェア企業へと移行を進めているので、人員削減は Sun にとって良いことだと思う。Sun がソフトウェア事業の推進を主な目標とするのなら、ハードウェア関連の研究開発を一部縮小する必要があるだろう。しかし、最終的には、Sun は戦略をうまく進めて売上を伸ばさなければならない。従業員を減らし続けるわけにはいかないからだ」と Farina 氏は指摘した。
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