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RIM が Certicom に敵対的買収を提案、狙いは暗号化技術Research in Motion (RIM) が、暗号化技術を手がけるセキュリティ企業 Certicom の獲得に向け、6600万カナダドル規模の敵対的買収を仕掛けている。
『BlackBerry』のメーカーである Research in Motion によると、当初の交渉は2007年2月に開始されたという。RIM は現金で1株あたり1.50カナダドルという条件を提示しており、これは Certicom の株価 (12月2日時点の終値) に対して約76.5%のプレミアムに相当する。RIM は12日までに、株主に対する正式な買収案を示す予定だ。 RIM の共同 CEO を務める Jim Balsillie 氏は、3日に発表されたリリースにおいて次のように述べている。「当社が行なった提案は妥当であり、Certicom の価値を十分に反映し、この買収によって実現すると予測される成長と潜在的シナジー効果を考慮に入れたものだと確信している」 Balsillie 氏はさらに「当社は、来るべき買収の条件について話を進めるため、有意義な対話に加わるよう、Certicom の経営陣を説得できないでいる。ゆえに今、この魅力ある提案を Certicom の株主に直接示すことが、両社の株主、従業員、顧客にとって、最大の利益になると考えている」と述べている。 Certicom が提供する楕円曲線暗号 (ECC:Elliptic Curve Cryptography) は、米政府に関する通信を行なう際に国家安全保障局 (NSA) が採用している公開鍵暗号方式で、現行のあらゆる公開鍵方式の中でも1ビットあたりで最高のセキュリティを備えている。Certicom は現在、同社の暗号ソリューションを300以上の顧客にライセンス供与しており、その中には RIM、General Dynamics、Motorola、Oracle、Unisys といった企業が含まれる。 今回の買収提案は、RIM が米国内外で政府系機関へのさらなる進出を図る中で行なわれたものだ。買収が成功すれば、インドなどの国々で固有のセキュリティ ニーズを満たすのに大きく役立つ可能性がある。RIM は、リリース以上の詳細は発表しなかった。Certicom にもコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。 インド政府は、RIM が採用している現在のセキュリティ技術では、BlackBerry 端末から送信される Eメールの追跡や傍受ができない点を懸念している。RIM はこうした懸念を解消するため、インドの上層部と実現可能な対応について交渉を行なっている。 関連テーマ
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