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2008年12月10日 17:30

AUO、シャープを抜いて携帯用パネルで世界首位へ

2008年、台湾系パネルメーカーによる中小型パネル出荷量は大幅な成長を達成し、これまで日韓企業が独占してきた状況を逆転した。

台湾系パネルメーカーの中でも AUO(友達)は第3四半期に中小型パネル出荷量が過去最高を記録し、出荷量で世界トップを獲得した。特に携帯電話用パネルで大手メーカーや中国の携帯メーカーからの発注が急増し、出荷枚数とシェアで初めてシャープを抜いて携帯パネルサプライヤーとしてトップに立った。

中小型パネル市場はこれまで長期にわたって日韓企業の独占市場だった。特にシャープは技術と生産能力で圧倒的な地位を占め、国際大手携帯メーカーとの緊密な関係を築き上げてきている。しかしこの数年で台湾企業が次第に Nokia や Samsung などのサプライチェーン入りしたことと、中国系携帯電話メーカーの成長が台湾メーカーにチャンスを与えることとなった。

TSR の発表資料によると、AUO の第3四半期携帯電話用パネル出荷量は1,290万枚で、シェアは第2四半期の9%から13%まで成長し、初めてシャープを抜いて世界最大手の携帯電話パネルサプライヤーとなった。

第3四半期は中小型パネルの出荷最盛期にあたり各メーカーの出荷量も最も多くなる時期である。この出荷最盛期にシェアトップを獲得したことで、AUO の顧客布陣が安定的なものと成っていることを示したといえるだろう。

08年Q3携帯パネルシェア分布(出荷量)-TSR
08年Q3携帯パネルシェア分布(出荷量)-TSR
AUO が投資者向け説明会で発表したデータによると、第3四半期の中小型パネル出荷量は約6,110万枚で、同四半期の収益は150億 NT ドルに達した。第4四半期は中小型パネル需要の閑散期に入ることで出荷量は約25%減少後退する見通しだ。これから計算すると第4四半期の中小型パネル出荷量は約4,500万枚程度と予想される。

記事提供:EMS One

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