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暗号化技術の Certicom、RIM による買収差し止めを求めて提訴暗号化ソフトウェア ベンダーの Certicom は、スマートフォン端末『BlackBerry』を手がける Research In Motion (RIM) の傘下に入ることをよしとせず、RIM による敵対的買収の差し止めを求めて法的手段に訴えた。
Certicom は22日、RIM が Certicom の買収案について、株主に事実と異なった説明をしているとし、カナダのオンタリオ州上級裁判所に買収の差し止めを請求したことを明らかにした。Certicom は同申し立ての中で、RIM が両社の間で2年前に取り交わした機密保持契約に違反したと主張している。 Certicom は、創設23年に及ぶカナダの会社で、セキュリティ暗号化技術を専門に手がけている。同社によれば、RIM は現在、Certicom の楕円曲線暗号 (ECC) 技術を利用しているという。また Certicom は同技術について、IBM、General Dynamics、Motorola、Oracle といったハイテク大手にもライセンス提供している。 今回 Certicom が行なった法的措置は、RIM による Certicom 買収に絡む最新の動きだ。RIM は2007年2月、6600万カナダドルで Certicom に対する買収交渉を開始した。そして今月に入り、RIM は Certicom の株主に対して1株あたり現金1.50カナダドルという条件を公に提示している。この金額は、12月2日時点の Certicom の株価に76.5%のプレミアムを上乗せした数字だ。 買収条件を明らかにした当時、RIM は同社の提示する買収案が適正で、Certicom 成長の見込みと両社間の相乗効果を考慮したものだと述べていた。 しかし、Certicom の見方は異なる。 Certicom は22日に発表した声明で、RIM が Certicom の機密データにアクセスすることにより、他の潜在的な買収元が持ち得なかった「情報面とタイミング面の大きな優位性」を得たと主張している。 また Certicom によれば、RIM は Certicom の機密データにアクセスしたことと、その情報を買収条件の決定に利用したことを、Certicom の株主に対して明らかにしていないという。 そして Certicom は同日2つめの声明も発表し、同社の役員会が全会一致で、株主に対してこの買収案を拒否するよう提言すると明らかにした。 同社は後の声明の中で、「RIM の敵対的買収は、価値が高く独自性も備えた業界を牽引する当社のデータ暗号化技術だけではなく、当社が戦略計画を実行する中で最近成し遂げた進歩をも過小評価するものだ」と述べている。 関連記事 関連テーマ
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