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2009年4月23日 13:10

Apple が不況を跳ね返す好決算

Apple は22日、第2会計四半期 (1-3月期) の決算を発表した。不況にもかかわらず、アナリスト予測を大幅に上回る利益と売上を計上した好決算となった。

Apple の1-3月期における純利益は12億1000万ドル (1株あたり1.33ドル) で、売上は81億6000万ドルだった。Reuters Estimates がとりまとめたアナリストらの予測は、売上が79億5000万ドルで、1株あたりの利益は1.09ドルという数字だった。

今回の業績は、前年同期の売上75億1000万ドル、純利益10億5000万ドル (1株あたり1.16ドル) を上回る数字だ。前出の数字は、『iPhone』と『Apple TV』の売上認識およびコスト認識について GAAP に則った計上方法を用いたものだが、この影響を除外した非 GAAP ベースでみると、調整後の売上は90億6000万ドル、調整後純利益は16億6000万ドルにはね上がる。

これらの数字は、困難な経済状況と、ライバルたちからの競争圧力が迫り来る中にあっても、Apple が依然として優位な立場を維持していることの証左だ。Apple の CFO (最高財務責任者) Peter Oppenheimer 氏は今回の決算内容について、「ホリデーシーズンを含まない四半期としては、過去最高の売上と利益」だったと述べた。

業界観測筋は、Apple の iPhone 事業が打撃を受けつつあるという兆候が見えるものと予期していた。こうした予想の材料となったのは、iPhone の新モデル発売まで消費者が買い控えることのほか、『BlackBerry』を手がける Research in Motion (RIM) や、近々発売予定で注目度の高い『Palm Pre』を準備中の Palm といった競合相手からの脅威が高まっていることなどだ。

しかし Apple の首脳陣は、22日に行なったアナリストとの電話会見で、心配はなかったと語った。

実際、楽観材料はすでに出ていた。iPhone を米国内で独占販売する通信事業者 AT&T も、22日に第1四半期の決算を発表したが、その内容はワイヤレス データ通信事業の好調が目立つもので、この好調ぶりに大きく貢献したのは、iPhone と同端末用アプリケーションに対する需要だった。

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