![]() ![]() ![]() ![]() Oracle の Ellison 氏、Sun のハードウェア事業維持を明言この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20090511/12.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
企業向けソフトウェア大手の Oracle が Sun Microsystems を買収することは既報の通りだが、今後の事業編成がどうなるのかに注目が集まっている。そんな中、Oracle の CEO (最高経営責任者) Larry Ellison 氏は Reuters の取材に対し、Sun のハードウェア事業を手放すつもりはないと語った。それどころか、『SPARC』プロセッサラインに力を入れるという。
Ellison 氏は7日、Reuters との Eメール インタビューのなかで次のように語った。「ハードウェア事業を手放すつもりはまったくない。1つの会社が、ハードウェアとソフトウェアの両方を設計すれば、ソフトウェアのみを設計するよりも、優れたシステムを開発できる。Appleの『iPhone』が Microsoft の (プラットフォームを搭載した) 携帯電話よりずっと優れているのも、そのためだ。自社のプロセッサを設計することは、当社にとって非常に重要だと捉えている」 Sun の広報担当者は、この件に関するコメントを避けた。また Oracle のコメントも得らなかったが、同社はサイト上に Ellison 氏のインタビュー全文 (PDF ファイル) を掲載している。 Sun は今年3月、IBM への身売りをほぼ決めかけたが、土壇場で交渉は決裂した。その後わずか3日の交渉を経て、Oracle が Sun 買収を決めた。買収の提示額は、IBM が支払うつもりだった金額とほぼ同じだ。 しかしそれ以来、Oracle がソフトウェア会社だという理由から、業績の思わしくない Sun のハードウェア事業を手放すのではないかとの憶測が流れていた。 サーバー市場では、Intel が支配力をますます強め、性能も向上の一途をたどっている。そしてサーバー市場の主流は、システム ベンダー自身が手がけるプロセッサを搭載した製品から、x86 系プロセッサ搭載製品へと変わった。この影響を受けたのが Sun だ。さらに、IBM が積極的に Sun の顧客を奪ったことも、Sun の業績不振を呼んだ。 Sun の SPARC ハードウェア事業が縮小していたことから、Ellison 氏が求めたのは Sun のソフトウェア資産のみで、残りは手放すのではとの憶測が出ていた。だが、そうではなかった。Ellison 氏は、SPARC マイクロ プロセッサに対する投資を減らすどころか、増やす計画だと語った。 Gartner の調査フェロー Martin Reynolds 氏によれば、Oracle がハードウェア事業を進めることは可能だが、長期的に維持できるかは不確かだという。
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