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IBM、ビジネス解析の SPSS を12億ドルで買収へIBM は28日、SPSS を12億ドルで買収することで合意に達したと発表した。SPSS は、シカゴを本拠とする上場企業で、高度なビジネス解析を専門としている。
IBM によれば、買収の狙いは、予測分析と呼ばれる分野にいっそう深く踏みこみ、『Information on Demand』(IOD) 戦略部門を強化することにあるという。予測分析とは、基本的には、データの解析により、顧客の行動を分析したり、新たな傾向を見つけたりすることだ。 「今回の買収により、当社の分析能力を新たなレベルに拡充でき、より優れた見解に裏打ちされた間違いのない見通しを顧客に提供できるようになる」と、IBM の情報管理担当ゼネラルマネージャを務める Ambuj Goyal 氏は声明で述べている。 Goyal 氏が電話会見で述べたところによれば、IBM の狙いは、企業顧客が「『気づいて対応』から『予測して行動』へと姿勢を変える」のを支援することだという。 「これは大きい。あらゆる業界、あらゆる顧客、あらゆる地域で、情報にもとづく戦略が求められている」と Goyal 氏は語った。 買収が完了すれば、SPSS は、IOD プラットフォームの強化を進める IBM が買収した27社目の企業となる。IBM は SPSS 以外にも大規模な買収を行なっており、2007年にはビジネス インテリジェンスの Cognos を50億ドルで買収したほか、2006年にはコンテンツ管理の FileNet を16億ドルで買収している。 IBM は同じく28日に、新プラットフォーム『IBM Smart Analytics System』を発表した。IBM の説明によれば、これは同社のさまざまなデータ インテリジェンス製品をまとめる統合型プラットフォームであり、データ主導によって企業がより賢明な判断を下せるよう強力に支援していく同社の戦略の一環だ。 「われわれが論じているのは、情報主導の変革だ。情報主導の変革は、今後の10年ないし20年にわたって企業を支える、次世代の効率性を生み出す」と Goyal 氏は述べている。 SPSS の買収はすべて現金で、SPSS の株式1株を50ドルと評価している。この価格は、27日の終値に42%のプレミアムを乗せたものだ。SPSS の株価は、28日の午前の取引で40%以上も上昇した。 関連記事 関連テーマ
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