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2009年9月16日 13:00

Adobe が18億ドルで Omniture を買収、Web 解析に参入へ

著者Larry Barrettオリジナル版を読む海外海外発
Adobe Systems は15日、2009会計年度第3四半期 (6-8月) の決して芳しいとはいえない決算を発表したが、同時にそのダメージをやわらげる材料として、Omniture を18億ドルで買収することを明らかにした。Omniture は、Web トラフィックの解析および最適化ソフトウェアを手がける有力企業だ。

このニュースは予想通りの結果をもたらし、Omniture の株価は4.43ドル、比率にして26%上昇し、時間外取引で21.75ドルの値をつけた。しかし、一方で Adobe の株価は1.52ドル (4%) 下落し、34.10ドルとなった。

今回の買収は、Adobe の劇的な戦略転換を示す動きだ。Adobe は『Flash』と『Acrobat』ソフトウェア スイートによって、ここ10年間の大半を Web パブリッシング ソフトウェア市場の王者として過ごしてきた。

今回の18億ドルの買収により、Adobe は Web トラフィック解析およびオンラインデータ分析市場への参入を実現する。ここ2年間ほとんど停滞していた M&A 市場だが、業界観測筋や投資銀行からは今後このような企業買収の動きが活発化するとの予測が出ていた。

今回、買収が最終合意に至ったことを発表する声明の中で、Adobe は次のように述べている。「2社が合併することで、Adobe が顧客に提供する価値はさらに高まる。この最適化措置は、広告主と広告代理店、パブリッシャ、および Eコマース業者のデジタルメディア関連投資にさらなる ROI (投資利益率) をもたらし、その顧客のユーザー体験向上につながるだろう」

CEO (最高経営責任者) の Shantanu Narayan 氏は、同じく声明の中で次のようにコメントした。「これは Adobe と Adobe の顧客の双方にとって、業界の流れを変えるほどの出来事だ。広告主、メディア企業、および Eコマース業者には、彼らの保有するデジタル資産の価値を十分認識してもらうことができるだろう」

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