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2009年9月29日 12:30

サイボウズ、世界展開に再チャレンジ――マイクロソフトと SharePoint 上のグループウェア開発・販売で業務提携

サイボウズマイクロソフトは2009年9月28日、都内において共同記者会見を開催、グループウェア製品の開発・販売での業務提携を発表した。

提携の第1弾としてサイボウズは「Microsoft Office SharePoint Server」を開発プラットフォームとした新しいグループウェア製品を開発、2010年上半期中の販売開始を目指すという。

開発にあたっては、マイクロソフトが技術支援を行う。

サイボウズは2001年に米国現地法人を設立したものの、2005年にはそれを清算するという、苦い体験を持っている。

また、中小、中堅企業には強いサイボウズ製品も、大企業向けにシフトしつつあるものの、まだその展開は不十分なようだ。「マイクロソフト製品とシームレスに連携していないために、これまで通らなかった案件が多かった」そうだ。

サイボウズの代表取締役社長である青野慶久氏は、「マイクロソフトとの提携は、10年に一度、あるかないかの大きなチャンスだ」と会見の席上、語った。

グローバルに展開されている Microsoft Office SharePoint Server 上にグループウェア製品を開発することで、サイボウズは再び世界市場に挑戦していく意気込みだ。

また、この業務提携に関して、マイクロソフトとの資本提携はないことを青野氏は明言したが、単独での事業展開に限界を感じてマイクロソフトの支援を仰ぐことは、率直に認めた。

「製品の具体的な仕様はまだ何も決まっていないが、これから、顧客にヒアリングしながら決めていきたい」と、青野氏。

「単にデータが見えるビューアではなく、ネイティブなグループウェアを開発する」と、サイボウズ・ラボ社長の畑氏もコメントした。

一方、マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏は、「パートナーとの連携は、マイクロソフト経営方針では基本中の基本だ。われわれはワールドワイド共通のプラットフォームを提供するが、ローカルでの対応は各国のパートナーと連携していく」と語った。

さらに樋口氏は、「サイボウズ製品の Azule を経由したパートナーホスティングモデルはありうるが、直接マイクロソフトが販売することはない」と語った。

樋口泰行氏と青野慶久氏
樋口泰行氏と青野慶久氏

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