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2009年11月4日 12:30

Cisco が中国の STB ベンダー買収へ

Cisco Systems は2日、中核のネットワーク事業拡大を目的としてさらなる企業買収を実施し、買収攻勢を続ける姿勢を示した。今回の買収対象は、中国に拠点を置く DVN という会社のセットトップボックス (STB) 事業だ。

今回の買収で、Cisco は最大4450万ドルを投じてこの事業を獲得する。そのうち1750万ドルは現金で、残る金額は2700万ドルを上限に今後4年間の業績に基づいて支払う。

Cisco によると、買収手続きは2010年前半に完了する見通しだという。

DVN の事業獲得により、Cisco はデジタルビデオ STB 事業の品目を拡大しようとしている。同社が目指すのは、中国のケーブルサービス市場だ。中国のケーブル市場は世界最大といわれており、契約者数は1億6000万人を数え、現在もなお増加している。

Cisco 自身には、すでに STB 事業が存在する。同社は2005年、STB 機器ベンダー Scientific-Atlanta を69億ドルで買収した。今度は Scientific-Atlanta の専門的知見を、中国に持ち込むことになる。

Cisco の国際ケーブル事業部門担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャ Ken Klaer 氏によれば、DVN の STB 事業は当面、同事業部門の一部になるという。また、現地の経営責任者は Bill Katherman 氏になるとつけ加えた。Katherman 氏は上海郊外を拠点として、Scientific-Atlanta のアジア事業を10年以上にわたって率いてきた経験がある。

短期的な展開としては、DVN の STB 事業を引き続き単独事業として運営する計画だ。Klaer 氏によれば、短い移行期間を経て、DVN ブランドから Cisco ブランドへの移行は実務上可能な限り速やかに実施するという。

今回の買収における Cisco の狙いは、中国市場への展開スピードを高め、他地域の事業を拡大するための拠点としても機能させる点にある。

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