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2009年11月13日 12:00

米国液晶 TV 販売、年末に向け拡大の見通し

市場調査会社「iSuppli」は11月末の感謝祭期間中の液晶 TV 販売に期待し、第4四半期の米国市場液晶 TV 販売予測を前年同期比7.3%増の800万台と予測している。同様に「DisplaySearch」もブランド TV メーカーが値引き販売に向けた準備を進めていることで年末の販売業績が押し上げられる、第4四半期のパネル価格が支えられるとの見方を示している。

市場調査会社「DisplaySearch」は今週、台北で「フラットパネル産業サプライチェーン検討会」を開催する。パネル大手の AUO(友達光電)がディスプレイ産業への見通しを発表する予定で、そのほかには TV チップ業界の両雄である MediaTek(聯発科)と MStar(晨星半導体)が初めて賛助メンバーとして参加する。

上述のように、二大市場調査会社のいずれもが年末最盛期の液晶 TV 販売に楽観的な見通しを示していることで、液晶 TV 関連業者も最盛期の盛り上がりに期待を抱いている。iSuppli は「価格の下落や液晶 TV サイズの大型化、薄型化、省エネ化が進んでいることで、米国消費者は財務的な問題を一端忘れ、積極的にクリスマス休暇に向けて液晶 TV を買いに走るだろう」との見通しを表明している。

iSuppli のアナリスト Riddhi Patel 氏は、「第4四半期とブラックフライデーの販売は相当盛り上がるだろう。米国の消費者はすでに数年前から液晶 TV 購入を続けているが、低価格でさらに良い画質、より多彩な機能が消費者の購買欲を刺激する。今年、32インチ液晶 TV は299 US ドルに初めて下落し、42インチ液晶 TV もわずか499ドルに下落するだろう」と表明している。

ブラックフライデーの如何に関わらず液晶 TV は値下がりが続いている。例えば46/47インチ液晶 TV の価格は米国市場で第4四半期に初めて1,000ドルを割った。42インチの平均価格も昨年第4四半期の768ドルから今期には639ドルまで値下がりしている。こうした価格の下落が、消費者による32インチから42インチへの買い換え需要を引き起こすと見られている。

Corning(康寧)董事長の Wendell Weeks 氏は、「第3四半期の液晶 TV 販売は非常に好調で、第4四半期も引き続きこの調子が続くだろう。理由の一つは価格の低下によって消費者の購買意欲が刺激されているからだ。加えて第4四半期末にはパネルメーカーが減産を進める見通しで、パネル供給の減少に伴ってディスプレイサプライチェーンの在庫量は健全なレベルに保たれるだろう。供給過剰に対する疑念も薄れるはずだ」と語っている。

記事提供:EMS One

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