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8.5世代液晶パネル工場建設、広州・深センが建設を巡り駆け引き広州と深センの家電メーカーが8.5世代液晶パネル生産ライン設立を巡って激しい綱引きを展開している。Skyworth(創維)は LG ディスプレイが広州で建設を予定している第8.5世代液晶パネル生産プロジェクト(G8.5)に株主として参画することを検討中だが、TCL グループが先週から突然株式売買の停止を行っており、関係者の間では「TCL は深セン政府や関連家電メーカーと共同で G8.5 建設を進めるのではないか」との憶測が流れている。
● Skyworth、LGD 広州 G8.5 に参画か LGD と広州市政府は先日、G8.5 工場建設について合意にいたった。双方で資本金13.4億 US ドルの新会社を設立し、LGD が70%、広州市政府並びに中国家電メーカー1社が残りの30%を保有する見通しである。関係者の間では、同プロジェクトに参画を予定している家電メーカーは Skyworth との見方が強く、新会社の10%の株式を獲得するとの見方が優勢だ。 こうした噂に対して Skyworth の執行董事でカラー TV 事業本部総裁の楊東文氏は「LGD が広州で進めている G8.5 への参画を要請されている。ただし、当社は自社の経済的な実力を考慮する必要もあり、参画するかどうかを最終的に決めていない」と語っている。 また、楊氏は「当社は液晶パネル産業の急速な発展による効果を享受したいと希望しているが、数年後に訪れると予想されるパネル供給過剰に対する警戒を怠ることはできない」とも語っており、条件面を含めての協議が進行しているものと見られている。 Skyworth と LGD はこれまでも様々な形で提携関係を構築しており、LGD の広州液晶モジュール工場には株主として参画し、併せて同敷地内に液晶 TV の完成品工場を建設している。同工場の完成品生産能力は年間200万台である。 ● TCL、深セン G8.5 の主導者 広州で G8.5 計画が進む一方、深センも G8.5 工場建設計画を着々と進めている。TCL は11月5日、同社株式の全面取引停止を突然表明し「近日中にグループ董事会から重要な審議事項についての発表を行う」と公表した。関係者によると TCL グループが審議中の重要プロジェクトとは、「深超光電」と共同で進めている G8.5 工場建設ではないか、との見方が有力である。 TCL グループ総裁の李東生氏はメディアの取材に対し「LGD やサムスン電子が中国で高世代液晶パネル生産投資を行うことはすでに既定路線となったが、我々中国企業が資本参加の形で参入しても、国内外企業との競合が本格的に始まれば中国企業の意見は無視されるだろう」と語っている。その上で同氏は「もしも可能であれば、我々は中国カラー TV 企業と手を携え、自分たちの命運を握る高世代液晶パネル生産ラインを建設したい」との考えを表明している。 情報によれば TCL グループは約2週間前に深セン政府、深超光電と初歩的な提携意向に合意したと伝わっている。同計画は国内カラー TV 生産の40%近くを握る深センに初の G8.5 工場建設を行うものである。 その他、深セン市政府は資金的な面を考慮し、Skyworth、KONKA(康佳)、CHANGHONG(長虹グループ)といった国内大手カラー TV メーカーの共同参画を模索している模様だ。 記事提供:EMS One
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