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スペイン貯蓄銀行グループ、ワコムのサインペンタブレットを採用ペンタブレットメーカーのワコムは2010年2月16日、同社のサイン入力専用液晶ペンタブレット「STU-500」が、スペイン貯蓄銀行グループ(CECA)の新しい基幹システム「Digital Signature System」(DSS)に採用された、と発表した。
口座契約申込書などに電子サインを書き入れる端末として、すでに運用が開始されている。 スペインにある全45グループ貯蓄銀行のうちの16行の支店1,500店舗に STU-500 約1万台が設置され、これまでに500万人以上が同タブレット上で取引を行ったそうだ。 CECA が運用を開始したシステムは、振替、クレジットカードの申し込み手続き、ローン契約、口座契約などの取引プロセスをすべて電子化するもの。STU-500 で書き入れられた顧客のサインを DSS に取り込むことができる。 CECA がこのシステムを導入した主な目的は、取引書類にかかるコスト削減、金融業務プロセスの電子化、顧客・従業員の利便性の追求、の3点だそうだ。 CECA ではこのシステム導入以前は取引を紙ベースで行っていたが、各種申込書や契約書の印刷費、輸送費、保管費に多額の費用が発生していた。 また、貯蓄銀行1支店が1年間のうちに取り扱う書類の枚数は、平均して約4万枚にのぼる。書類の印刷と印刷インクにかかる費用は1枚あたり平均3ユーロ。貯蓄銀行グループ全体で換算すると1年間で3,000万ユーロだ。 DSS の採用でこれらのコストを削減できると同時に、書類の輸送や保管にかかる費用も削減、さらに紙やプリンタインクの使用量も削減できるため、環境保護にも貢献できる。 ワコムのサインペンタブレットは、2007年に独ベルリン州立銀行、2008年には IKEA ストア(ドイツ国内)の電子サインシステムに導入されている。 関連記事 関連テーマ
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