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INVENTEC 重慶工場が10月生産を開始、アジア最大の生産基地へODM 大手 INVENTEC(インベンテック=英業達)は26日、重慶西永微電子産業園区で新工場の定礎式を開催した。同式典は、重慶市委員会書記の薄煕来氏ならびに黄奇帆市長が主催している。
今回 Inventec が設立する重慶工場は、上海浦東地区にある工場に次ぐ中国第2番目の生産工場となる。新工場は今年10月にも生産が開始される予定で、フォックスコン(Foxconn=鴻海精密)、クアンタ(Quanta Computer=広達電脳)の重慶工場進出とあわせ、一拠点としてはアジア最大のノート PC 生産拠点が誕生する。 重慶地元紙の報道によると、定礎式ならびに西永総合保税区のオープニング式典には Inventec グループ会長の葉国一氏ならびに董事長の李詩欽氏の両名が参加している。中国側は上述の市トップのほか、中国税関総署の署長も名を連ねた。 黄奇帆市長は式典の挨拶で「Inventec の工場進出は西永保税区のオープニングに非常に大きく貢献するだろう。世界最大のサーバー生産メーカーでありノート PC 生産大手の Inventec が中国第二の生産拠点を重慶に決めたことは、英知に富む選択であり、かつ、遠く将来を見越した策略でもある」と語っている。 黄市長によると Inventec は2009年末の正式契約からわずか2か月間で工場設計から運営行程の準備を完成させたという。同氏は「9月には計画通りに竣工し、年末までに1,000万台以上のノート PC が出荷される」との見通しを表明している。 ● Inventec、サプライチェーンへの優遇策を要請 情報によると今回の Inventec 重慶工場進出に伴い、関連サプライチェーン73社が同地への進出を決めているという。こうした企業の多くが Inventec のほか、HP、Foxconn の上下流チェーン企業でもある。Inventec 会長の葉氏は重慶市長の黄氏に対して、「当社のような大手と比較しサプライチェーン企業の経営基盤は弱く、重慶での基礎固めのためにもより多くの優遇策を各企業に対して提供するよう」要請を行ったという。 これに対し黄市長は、「私は部品メーカーを当地全体の物流、産業サプライチェーンのコア競争力と位置づけている。私があなたたちを重視するのと同じく彼らへの対応も重視している。融資、土地、税制において一連の特別優遇策を提供する」と明言している。 Inventec による重慶投資規模は明らかとなっていないが、今回の工場建設や倉庫建設はいずれも第一期工事の範囲内を想定しているとのことだ。 Inventec の李詩欽氏によると重慶工場での生産は8か月後になるとの見通しで、初期の生産量はノート PC が月産100万台とされている。その後、物流、倉庫の建設状況に応じて生産量を拡大し、2010年度の生産量は全体で600万から1,000万台に達するとの見通しだ。 ● 10兆円規模の一大経済区が誕生 その他、中国紙の報道によると重慶西永微電子園区全体でのノート PC 生産量は将来8,000万台規模に拡大する見通しで、生産高は3,500億元、部品生産高は2,000億元、関連製品の生産高は1,500億元に達し、全体では7,000億元以上(約9兆2,000億円)に達する世界有数の電子産業基地が形成される。 記事提供:EMS One
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