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ISPリソース2000年12月8日 00:00
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大手ポータルサイトの無料接続サービスが ISP 会員を奪う

この記事のURLhttp://japan.internet.com/ispnews/20001208/2.html
著者:Jim Wagner
海外internet.com発の記事
米国 ISP の多くは、自社のホームページから Yahoo!、AltaVista、Lycos など大手ポータルへのリンクを張ってい る。しかし、そういった無料ダイアルアップサービス提供するポータルへのリンクは、ISP の有料サービス会員を失う ことになる。ここに来て、そうしたリンクを外す ISP が増えてきた。ISP の反撃が始まったのである。

リンクをはずす代わりに、こうしたポータルへのトラフィック増加に対する見返りを求める ISP もある。

Missouri 州の ISP TeleSouth の Walt Carter 社長も、最近まで 自社 ISP のホームページから無料ダイアルアップサービスを提供する大手ポータルへリンクを張っていた。

しかし、「ウォール街から豊富な資金を得ている大手ポータルは、ユーザーに無料サービスを容易に提供できる。しか し、そういったポータルへのリンクが自社 ISP の有料サービス会員をうばうはめになる」と、Carter 氏は語る。

こうした独立系 ISP が団結して提案するのは、無料ダイアルアップサービスを提供大手ポータルへの「リンクボイコッ ト」だ。これに対する影響について Yahoo!、Lycos、AltaVista の担当者からのコメントは得られていないが、想像は 容易にできる。

例えば、ある ISP 会員5,000人の ISP ホームページのページビューが月10万だったとしよう。その半分がポータルの ウェブサイトを利用し、半分が Eメールを利用したとすれば、約5万ページビューがポータルに加算される。

つまり、一つの ISP 企業が2億5,000万のユーザーを毎月大手ポータルに流す計算になる。広告費として、ISP は月に 約2,500万ドルを収集することも可能だ。

無料ダイアルアップサービスを提供しないポータルサイト Ask JeevesNorthern LightGoogle, Go.comGoto.com Switchboard には ISP は好意的だ。

リンクボイコットに参加するサイトは、なぜリンクを外したかについてユーザーに丁寧に説明している。ヘルプデスク の社員は、ユーザーからの問い合わせに対し、競合サイトであるからだと端的に説明している。またテクニカルサポー トでも、無料ダイアルアップサービスを提供しないポータルサイトへの案内を行っている。

多くの ISP 企業は、大掛かりなサイトを構築する資金を持っていないが、そうした ISP を救うサービスもある。

TeleSouth の Carter 氏は LookSmart の Portalmaker ソリューシ ョンを利用し、自社 ISP のホームページにふさわしいとしている。LookSmart はトラフィック増加に対して謝礼を払 い、サービス料も良心的だ。

検索エンジンベースのサイト Google, Go.com Switchboard も利用ベースで ISP に料金を払う。

ISP のこうしたボイコットが Nielson Ratings の Yahoo!、AltaVista、Lycos の格付け影響を与えるかどうかは明 らかではない。しかし、ISP が大手ポータルへのトラフィック増加に貢献するか否かの決定権を持っていることは確か だ。

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