電話番号による URL が登場11月にいくつかの新しいトップレベルドメイン名を導入するとした ICANN
の 決定 でドメイン名の可能性が無
数に広がったことをうけ、空きドメイン名をめぐる争奪戦は、ますますヒートアップするばかりである。
この流れにあやかろうと、オーストラリアのスタートアップ企業 Nascomms は、まったく新しいアドレス指定方式を ISP 企業に提案してい る。同企業は、この新しい方法を、ウェブサイトへのアクセスを容易にするものとして宣伝している。 Nascomms の考案した新しいシステムは、ウェブサイトやウェブサイトの特定のページを電話番号で呼び出すものであ る。スクリーン上のツールバーに電話番号を入れると、Nascomms サーバーに送信され、本来の URL に変換される。 電話番号でウェブサイトがより身近なものに 電話番号の登録には55ドル、登録後は、利用料として年に27.50ドルを支払う。「このシステムは、特に大企業のニーズ にこたえるものだ」と Nascomms ゼネラルマネージャーの Siobhan Dooley は語る。同じウェブサイトでも扱うビジ ネス内容が多い大企業は、複数の電話番号を使い分けてコンテンツを指定することもできる。 Dooley によれば、同アプローチの利点は、URL の構造に違和感を持っている人々にも、ウェブサイトを身近に感じて もらうことだという。なじみのある電話番号と URL を結びつけることで、そういった人々もより簡単に情報を見つける ことができるというわけだ。 「インターネットを使い慣れていれば、URL は便利なものだが、インターネットが難しいと思って使い慣れない人も多 い。電話番号は、われわれの生活に浸透しており、その利用もインターネットほど難しくない」と、彼女は述べる。 発売以来、Nascomms は、すでに数百の番号登録を売り上げた。Dooley は、同社のアプローチは、世界でも例をみない ユニークなものだと言う。 ISP との協力関係 Nascomms は、ISP の大規模な顧客ベースを共有するため、多くの ISP と交渉中だ。また、この製品の再販業者となり うる会社と利益シェア関係を築こうとしている。 「ISP と協調して、ISP のホームページで同製品ををダウンロードできるようにしたり、サインアップディスクで同製 品の登録作業を組み込んだりすれば、利用者を飛躍的に伸ばすことができる」と、Dooley は言う。 「当面のターゲットは、アジア、インド、アメリカだ。わが社は、同技術を受け入れ、顧客に再販してくれる ISP を捜 している。Asia Online などの ISP とはすでに提携しており、さらに多くの ISP が賛同してくれるよう交渉中だ。」 「われわれの目標は、市場を変えたり操作することではなく、既存の技術と協調しながら、次のステップへつなげてい くことなのである。」 関連テーマ 最新トップニュース
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