![]() ![]() ![]() ![]() 無料 ISP 合併のその後この記事のURLhttp://japan.internet.com/ispnews/20010622/2.html
著者:Erin Joyce
海外internet.com発の記事
無料インターネット サービスプ ロバイダーの NetZero,Inc. と Juno Online Services, Inc. は6月
7日に合併を発表し、米国内では AOL に次ぐ巨大 ISP となった。
合併規模は、7日の終値から7,007万ドルになると推定されている。合併後の新会社の名は United Online Inc. 。同 社の 社長 兼最高経営責任者(CEO)には、NetZero の CEO Mark Goldston 氏が、最高財務責任者(CFO)には、NetZero の CFO Charles Hilliard 氏がそれぞれ就任する。新本社は、NetZero の本社であるカリフォルニア Westlake Village に置かれ、その他のオペレーションはニューヨークやインドで行われる。 昨年広告収入が途絶えて以後、NetZero と Juno は、広告収入に基づく無料インターネット サービス モデル から有料およびプレミアム サービスへの移行に苦戦してきた。NetZero は今年4月、コンパック社の PC にプレミア ム サービス ソフトウェアを搭載する契約を結んだが、料金制度を浸透させるために月々の利用に上限を設置、 『NetZero Platinum』称した月額9.95ドルのプレミアムサービスを行ってきた。 Juno も同様のサービスを今年始めに開始し、新規ユーザーを対象に、無制限サービス料金を9.95ドルから14.95ドルに 値上げした。しかし、91万人の有料会員の半分以上がサインアップ時に選択した長期利用オプションによって9.95ドル の料金を払うに留まっているという。 Juno は結局、無料ユーザーを有料ユーザーに移行するだけでなく、有料ユーザーの料金を値上げすることもまた難 しいということを認識したのだった。 Juno の CEO である Charles Ardai 氏は、ライバル ISP の NetZero との合併で、安心して ISP 会社を去ることが できると言う。同氏は引き続き株式を保有し、これからも1995年設立以来 CEO であり続けた「会社の支援者」であり続 けるという。新会社の CEO は一人で十分であり、「私が就任しても十分仕事をこなせるだろうが、Goldston 氏もすば らしい才能を持っている。また Juno の社員は、新しい会社でも多くの役職に就くだろう。新会社は成長し、合併によ り株価も堅調に推移するであろう」と同氏は語る。 Juno は複数の料金制度を持つサービスを設置する一方、NetZero は引き続き無料 ISP に留まり、いずれは課 金サービスに移行したいと Ardi 氏は語っている。 しかし、Juno のその他のプロジェクトである『Juno Virtual Supercomputer Network』 (JVSN)は、トライアルサー ビスを行ったが、これをブロードバンド、DSL サービスに移行するという計画は、合併作業か完了するまで保留と なっている。同サービスは、従来のスーパーコンピューターの代用として立案され、生命科学産業をターゲットとした ものである。 Ardai 氏は、企業を去るという決断について、「成長した子どもを持つ親のような気持ち」と表現している。 「合併はすばらしいことだ。しかし抜け殻のような気持ちも確かにある。しかし、合併を心から喜ばしく思 っている」と語った。 |