英国ユーザー、ISP 満足度のカギは料金よりも接続スピード英国のインターネットユーザーは、利用料金やカスタマーサービス、Eメールサービスよりも、接続スピードをより重視していることが J.D. Power and Associates の調査で明らかになった。
J.D. Power and Associates の『2001年英国家庭における ISP 利用者満足度調査』によれば、調査対象者の37%が ISP 満足度に大きな影響を与えるのは接続スピードであると回答している。 英国のインターネット利用世帯は32%と、昨年の28%より5%増加したが、米国の48%と比較するとまだまだ低迷している。 インターネット利用料金については、英国では相次ぐ改定の末、現在21%の利用者が利用時間無制限のサービスを利用している。59%は無料サービスを利用し、テクニカルサポートを含む料金制サービスを利用する41%の利用者の月平均利用金額は13.2ポンド(約18.83ドル)であった。利用率が上昇したのに対し、利用金額は2000年の平均15.95ポンド(約22.75ドル)から7.6ポンド(約10.6ドル)に下がり、2000年の約半分にまで低下した。 利用時間については、週平均7.7時間と1年前に比べておよそ35%上昇し、51%の利用者が毎日 Eメールを利用、バンキングやファイナンス関連の利用は5%にとどまった。 英国のユーザーは、料金よりも接続スピードを重視しているものの、ケーブルモデムや ADSL 高速接続サービスの利用率はそれぞれ5%、2%と低迷している。低迷の理由は、ADSL のコストが高く、サービスも未熟なためだ。利用者はケーブルモデムや ADSL の便利さを認識しているものの、12カ月以内に「必ず」または「恐らく」契約をすると回答したのは、わずか9%にとどまった。 「ISP にとって明るい結果となったのは、今後12カ月以内に ISP を乗り換えたいと考えている家庭が、昨年の26%から13%に低下したことだ」と J.D. Power and Associates の英国テレコムおよび ISP 調査部門のディレクターである Gunda Lapski 氏は語る。 満足度ランキングで1位を獲得したのは AOL で、同社は、企業イメージやカスタマーサービスを含む7つの調査項目のうち4項目で1位を獲得した。わずかの差で2位にとどまったのは NTL で、こちらは、価格、料金制度オプション部門で強さを見せつけた。ついで LineOne と IC24 が3位、LineOne は英国で最も重要視される接続スピード部門で1位となった。 英国で最も人気のある ISP(16%)は Freeserve で、その後に BT Internet (10 %)、AOL (9 %)が続く。 「英国のインターネット市場は、今後大きな成長が期待できる。ここ12カ月間で企業統合が進み、企業成長の大幅な基盤を築いた」と Lapski 氏は語る。 一方、モバイル インターネット アクセス(WAP 電話)の利用は14%にとどまり、コンピューターを所有するユーザーの方が、所有しないユーザーよりも最新テクノロジーの受け入れが進んでいることも明らかになった。 ISP ユーザー満足度調査は、英国の1,788名のインターネットユーザーを対象に実施された。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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