インターネット利用人口、中国は日本を超えた
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▼2002年5月17日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事
Nielsen//NetRatings は、2002年第1四半期、中国の家庭でのインターネット利用人口は、先進技術国の日本を抜いて世界第2位に浮上したと発表した。中国のインターネット人口は5660万人、2001年1月の2250万人に比べ大幅に増加した。
「中国家庭におけるインターネット浸透率は現在5%を超えており、米国・韓国・シンガポール・香港並の50%に近づけば、潜在成長率は非常に魅力的だ」と、Nielsen//NetRatings North Asia のマネージングディレクターの Hugh Bloch 氏は語った。
だが、中国家庭におけるインターネット利用者数は増加しているものの、中国の総人口に占める割合は約5.5%に過ぎない。インターネットが最も普及しているカナダでは約60%の世帯がインターネットを利用している。また、家庭インターネット利用者の大半は男性16〜34歳で、利用頻度は週2回以上、利用場所は自宅(53%)、インターネットカフェ(27%)、職場(24%)が続く。
Nielsen//NetRatings では、中国家庭に電話線が引かれ、インターネット接続がより容易になるまで、利用率は低迷すると予測している。中国の電話浸透率は35.6%で、中国語による良質のインターネットコンテンツも少ない。そのため同社では、中国のインターネット浸透のカギは、ゲーム、サーチエンジンなどのコンテンツになると分析している。
調査で明らかになったことは以下の通り。
- 中国インターネットユーザーの56.8%は、56k以下のナローバンドかダイアルアップを利用している。
- ブロードバンド利用率は14%で、その他はアクセス方法を把握していない。
- 利用率が最も高いのは、新聞・雑誌関連のサイトで、次いで電子メールである。
- オンラインバンキング開発の遅れやクレジットカード利用率が低いことから、オンライン株売買やインターネットの利用率も10%以下である。
RHK Inc. は、中国でのブロードバンド接続の低迷は一時的なものに過ぎないと指摘している。2001年末のアジア太平洋地域の DSL 利用者は約750万件で、世界の DSL 利用の半数を占める。今後も、中国・日本・韓国のインフラ設備の改善に伴い、こうした状況が続くと予測されている。
「今日アジア太平洋地域は、世界の DSL 利用の約44%を占める。北米・欧州の DSL 関連企業の同市場への展開は、市場成熟や価格低下で新たな戦略を定める必要性があるだろう」と、同社は指摘している。
| 世界のインターネット人口 - 2002年第1四半期 |
| 順位 |
国 |
インターネット 総人口
(百万人) |
| 1 |
米国 |
166.0 |
| 2 |
中国 |
56.6 |
| 3 |
日本 |
51.3 |
| 4 |
ドイツ |
32.2 |
| 5 |
英国 |
29.0 |
| 情報提供元:
Nielsen//NetRatings |
| アジア太平洋地域インターネット人口 -
2002年第1四半期 |
| 順位 |
国 |
インターネット 総人口
(百万人) |
| 1 |
中国 |
56.6 |
| 2 |
日本 |
51.3 |
| 3 |
韓国 |
27.8 |
| 4 |
台湾 |
11.6 |
| 5 |
オーストラリア |
10.6 |
| 6 |
香港 |
4.4 |
| 7 |
シンガポール |
2.3 |
| 8 |
ニュージーランド |
2.0 |
| 情報提供元:
Nielsen//NetRatings |
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