Apple の時価総額が80億ドルも下落28日に priceline.com (NASDAQ:PCLN) が
ちょっとした決算予想の下方修正を出し、その結果を受けてその後同社の株が半値にまで下落したのを見て、Apple
(NASDAQ:AAPL) の役員は何を考えただろう
か?おっと、悪趣味な詮索をしてしまったようだ。今期は赤字企業続出なので、気難しい投資家にとっては、投資相手
を選ぶのが難しい状況だ。
Apple Computer は、これが最後というわけでもないだろうが、最近、決算予想の下方修正を発表した。同社は、近づ く四半期の利益を1億1000万ドル前後、つまり大方の予想をおよそ35%近く下回ると見ている。CEO の Steve Jobs 氏 は、売り上げ不足を、「ちょっとした減速」と呼んで、全般的に9月は販売が停滞したことと、同社の稼ぎ頭の新学期の 教育向け販売が予想を下回った、という数字を引合に出した。 時間外取引で株が暴落し、ほぼ50%も下げたのを目にした長期投資家には、予想を35%も下回る決算予想の下方修正 を、「ちょっとした減速」でしかない、とは感じなかっただろう。Apple の株は、当時の暫定 CEO、SteveJobs 氏に指 揮されたみごとな返り咲きによってはずみをつけられて以来、最近まで過去52週の最高値近くで推移していた。確かに 大量の売りを引き起こした決算予想の下方修正ではあったけれど、たった半日で同社の時価総額が80億ドルも目減りし てしまう理由となるほど悪いニュースはどこにもない。 投資家が、ニュースに過剰反応していることは間違いないが、誰も本当に彼らを非難することはできない。先週、代表 的なチップメーカー Intel からの目を引く決算予想の下方修正によってすでに驚かされているので、ウォール街は、も っと多くの有名企業が発表予定の悪いニュースを持っているかもしれないという徴候を警戒しているように見える。市 場動向はひどく気まぐれで、どうして良いやら皆目見当がつかない投資家たちに不安を与えている。 何週間かたてば、パソコン需要が短期的に衰えていくかもしれない、という何らかの結論を否応なく導き出すことにな るだろう。しかしながら、ハイテク産業のビッグスリーは、そうした見解に反論する。オーダーメイドのパソコンメー カー Dell (NASDAQ:DELL) は、事業は順調 だと先週語ったばかりだし、Compaq (NYSE:CPQ) と Hewlett-Packard (NYSE:HWP) も、同様の意見を繰り返してい る。確かに Apple はニッチ市場で主に競争しているので、同社の悩みは必ずしもパソコン販売全般の落ち込みを示す、 というわけではないかもしれない。 消費者が値段を決定する、電子小売業者の priceline.com と違って、Apple の株はかなり迅速に立ち直ると投資家は 予想すべきだ。おそらく、Steve Jobs 氏が、「ちょっとした減速」と表現しているのは、間違ってはいないだろう。 例え Apple 株が一夜にして50%落ち込んだとしても、減り続けるマーケットシェアと、安売り合戦を20年近くも切り 抜けてきた Apple にとって、これは本当に「ちょっとした減速」なのかもしれない。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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