Cisco、立ち上がって反撃へ先日 Cisco
(NASDAQ:CSCO) の決算発表が行われたが、
素晴らしい内容になるのか、それとも業績悪化の兆候が出てくるのか、発表前から世間の大きな注目を集めていた。
そもそも Cisco は利益を生み出すことにかけては名人級だ。なぜならその気になれば毎日決算を出すことができる体制 もできているし、さらに過去13回の四半期にわたってアナリストの予想を、毎回わずか1セント上回る業績を達成すると いうこともやってのけている。 結局第3四半期決算は全く文句なしで、売上が65億2000万ドルで純利益が13億6000万ドルだった。前年同期は売り上げ が39億2000万ドルで純利益が8億1400万ドルだった。 Cisco は電話会見で、来年の売上が 50%から60%伸びる見込みだと語った。Cisco のような大企業にとって、これほ どの大幅な伸び率は驚異的だ。だがここ数カ月間に目にしたように、もはや何をもってしても株式市場を満足させられ なくなったようで、Cisco の株価は横ばい状態だ。 だが株価が上がらないのにはもっともな理由がある。これからの通信は光学機器で行わるというのは間違いない。 Cisco も Cerent のような大企業を含め、吸収合併を繰り返してその商品群を拡大してきたが、まだ充分ではない。 テラビット級のルーターを見てみよう。これらは光ネットワーク同士のデータ中継に使われる。たしかに Cisco はテラ ビットルーターの製品を取りそろえているが、困ったことに Juniper (NASDAQ:JNPR) 社の技術の方が勝ってい る。実際 Juniper のルーターは OC-192 を使うことができたので、Nortel との大型の提携関係を結ぶことに成功し た。 さらに光学ネットワーク市場は急速に成長しており、Cisco の従来の顧客層とは異なる。通信プロバイダーが光学ネッ トワーク機器の大口顧客で、彼らは特定のベンダーに惚れ込むわけではない。正確にいえば、顧客は最良の技術を求め ているということだ。 しかし確かに Cisco は Juniper に反撃するつもりだ。すでに Cisco は先日、もと同社の CTO だった Ed Kozel 氏 を呼び戻した。同氏はかつて設立間もない Cisco をルーターのシェアナンバーワンに導いた功績で知られ、今後はサー ビスプロバイダー部門の CTO として腕を振るうことになる。 また忘れてはいけないのは、Cisco が経験豊富な M&A チームを擁していることだ。今後とも光学メーカー、特に最近 同社が弱いと評価された分野の企業の併合が進んで、Cisco の製品群の充実に貢献するだろう。 なお同社の企業戦略や事業開発を担当する Mike Volpi 氏は、Juniper に対抗して OC-192 対応の製品が12月もしく は来年の1月に発売すると語った。明らかに関心度は高く、巻き返しに成功すれば株価の上昇も期待できる。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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