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第三世代のベンチャーキャピタル、3GV

Paul Shread
 
Aberdeen Group は、「第三世代のベン チャーキャピタル(3GV)」に関するレポートを発表した。従来の VC と異なり、起業家に付加価値を与えるのがこの 3VG だ。

これら 3VG は、設立初期のベンチャー企業に資本やサービスを提供するテクノロジーオペレーティング会社やインキュ ベータ、アクセレレータ、ベンチャーキャタリストで、従来のベンチャーキャピタリストと個人投資家やエンジェルの 中間に位置している。

「淘汰を促して、『投資クラブ』や『経営者の会社の掛け持ち』からの脱皮を促進するのが 3VG 市場だ。顧客、利益、 堅調なビジネス、技術が揃えば、資金ショートや即席の資産流動化などを乗り切れる」と、Aberdeen のプライベートエ ク ィティサービス部シニアバイスプレジデントの Ed Black 氏は語る。

同社のプライベートエクィティアナリスト David Wright 氏は、成功する 3VG のビジネスモデルを紹介している。

起業家に低価格でサービスを提供しながらその企業に投資するか否かを見極める TechSpace 型モデルは、インキュベータに最適だ。設立者の専門知識を活かした垂直的な展開が重 要でもある。他に、オールドエコノミー企業から出たアイディアを発展させていくパートナーシップなども、インキュ ベータに適したモデルだ。また、主に VC 相手にサービスプロバイダーとして活躍しているアクセレレータも、展望が 明るい。

テクノロジーオペレーティング会社には、Safeguard Scientifics (NYSE:SFE) 型が良い。多角経 営により収入源が確保され、しっかりした小規模研修制度を持ち、資本アクセスが良く、起業家と顧客の強力なネット ワークを備えるというモデルだ。

VC 企業にとっては強力なブランドや、ディールフローを引きつける能力が最も重要な資産である。Kleiner Perkins Caufield & Byers や Bessemer Venture Partners など数社がサービス分野に挑んだが、Wright 氏曰く、従来の VC と3VG の境界は明確だと言う。

次世代ベンチャーキャピタリストを狙う多くのテクノロジー起業家については、「スーパースターでもない限り、成功 は難しい。ベンチャーキャピタルとはディールフローのゲームだ。しかし、起業家は往々にして増資案件を引きつけ たり、株式を公開させるためのブランドを持っておらず、また、成功に必須のパートナーシップや顧客ネットワークが 欠けていることが多い」と、同氏は話す。

現在の市況下では既存事業者でさえも苦戦しており、ベンチャーキャピタル企業の淘汰が予想される。中規模市場の VC にとっては大きな痛手が予想され、特に1997年型の投資戦略を持つ企業は危ないと Wright 氏は語る。

投資資金が底をつき、最も有望な企業しか公開市場に相手にされない厳しい状況下で、新旧 VC も効果的な方法に目を 向けざるを得なくなるだろう。

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