東京マーケット1 - 1日米国、ショートカバー○ 1日の米国市場
Dow 10450.14 -45.14 (-0.43%)
Nasdaq 2183.37 +31.54 (+1.47%)
S&P 500 1241.23 +1.29 (+0.09%)
米国10年債利回り 4.856% (-0.052)
WTI原油先物期近 27.62 (+0.23)
前日の米国市場では、グリーンスパンFRB議長の議会証言を受けて、マーケットが織り込んできたFRBの緊急利下げ期待
が後退、ハイテク、金融などを中心に大きく崩れる展開となりました。また同時進行的にハイテク関連の業績悪化傾向
を示す下方修正も発表される流れが継続しています。1日の米国市場は基本的にこの流れを引き継いでの弱気一色のス
タートとなっています。
下落基調でスタートしたこの日、特にハイテク比率の高いナスダック指数は当面のサポートレベルと見られていた2100ポイント近辺まで一気に下落しました。しかし、この近辺にはテクニカル的なサポートがあるとの見方があって、IB Mがポジティブな業績見通しを示したとの噂がマーケットに広がると、ハイテク関連中心にショートカバーが集中する 流れとなり、ナスダック指数は2071ポイントから一気に113ポイントほど上昇する流れとなりました。 (参:ショートカバー) 反発の主体はショートカバーと見られ、このため債券市場は株式市場の上昇に連動して下落する展開とはならず、逆に 金利の引き下げと世界的に心配されるクレジットクランチを睨んで、上昇するトレンドが継続しています。また、薬 品、食品などのディフェンシブもまちまちとなり、ポートフォリオのベータアップのための市場内資金シフトも進展し ない展開となりました。 (参:ベータ) ハイテク関連では、噂の中心となったIBMが6%強の上昇となってナスダック指数の反発を先導、オラクル、テキサ ス・インスツルメント、EMCなどショート・ポジションが膨らんでいたと見られるハイテク主力中心に大きく上昇す る展開となっています。また、IBMと同じPCセクターのデル、コンパックなどは逆に前日比でマイナスとなるな ど、セクター内部でのロング・ショートの流れも活発であったと見られ、発端はIBMの業績環境改善という噂を手掛 りにしたイベント・ドリブン的な短期の売買とも見られます。 (参:イベント・ドリブン) ハイテク関連が大きく上昇する一方で、ダウ系セクターは比較的小動きな展開となり、基調は様子見ムードとなってい ます。市場内の資金シフトニーズは一巡したことも予想され、今後はマクロ統計を睨んで、米国経済の動向そのものに 素直に反応する展開の色彩を強めていくことが予想されます。 (参:資金シフト) なお通常取引終了後にはSBCコミュニケーションが業績の下方修正を発表、衣料大手のギャップも業績の下方修正を 発表、通常取引で上昇したオラクルが下落に転じるなど、早くもショートカバー一巡の気配が広がり、24時間取引の ナスダック指数先物は東京時間に入って下落する展開となっています。 東京マーケット2 - 2日東京、クレジット 記事提供: ![]() 関連記事 最新トップニュース
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