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2008年8月18日
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InternetStockレポート2001年3月3日 00:00

東京マーケット2 - 2日東京、クレジット

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○ 2日の東京市場

JISDEX    61.89 -2.75(-4.25%)

日経平均     12,261.80 (-419.86) (-3.31%)
TOPIX     1,199.84 (- 27.43) (-2.24%)
日経店頭平均    1,314.09 (- 18.94) (-1.42%)

東証1部売買代金 8393億円 (-174億円)
東証1部時価総額 332兆円 (- 7兆円)

米ドル       117.40(15時10分ごろ)
国債指標銘柄利回  1.23%

2日の東京市場は、日経平均が419円安の大幅下落、TOPIXも2%強の下落となっています。東証1部の売買代金は8 393億円でボリュームはミディアム、値上り銘柄15%に対して値下り銘柄は79%となり下落銘柄数が上昇銘柄数 を大幅に上回っています。日経店頭平均も下落する全面安の展開です。

しかし、大幅な銘柄入替が行われ、連続性が途切れた日経平均でサポートレベルを判断するのは危険で、代ってTOPIXで レベルを判断すると、依然バブル後の最安値は更新せず、直近の98年10月の安値974ポイントと比較では、マー ケットは当時より16%ほど高いレベルにあります。 (参:日経平均とTOPIXの特徴)

1日の米国市場は上昇していますが、この日の東京市場の下落は米国市場と関係ない論理で下落しています。ハイテク 関連などの業績下方修正を受けて24時間取引のナスダック先物が下落、木曜日の米国市場の上昇の内容がショートカ バーがメインであったことも東京市場下落に影響していますが、こちらの影響というよりもむしろ東京が独自の論点で 下落する流れです。

昨日に引き続いて、この日もマーケットでも先物がマーケットの下落を先導しています。昨日も見られたリンク債のト リガーを狙った売り物が1万2500円で集まり、その下にあるトリガーポイント(※)を次々とヒットしてヘッジ売 りなどを招くといった流れで、先物の下落に伴って現物株にも裁定売りが集まり、連れて失望の売り物がマーケットの 頭を重くしてしまいました。 (参:裁定取引)

週末前ということもあって、週末の間のポジティブ・サプライズを嫌ってショートカバーを期待する向きもあったよう ですが、「当面のポジティブな材料を織り込んでもまだ売られるべき」と見る意見が有力となり、結局は1万3300 円のトリガーを狙う形で下落基調のまま終了しています。現物市場のボリュームも膨らまず、ずるずる落ちるパターン です。 (参:「べき」でマーケットが動く時 )

日本経済全体に対するネガティブな見方がこの日のマーケットを包んだことから、東京市場は全面安となる展開です。 業種別では僅かにガス、石油、鉱業などのセクターがディフェンシブ的な色彩を持って上昇しましたが、その他は下 落、全面安の展開です。 (参:ディフェンシブ)

メディアを通じて下落の背景が繰り返し報道されていますが、マーケットの論点は「日本経済の構造改革」であり、バ ブル後10年間で採られてきた政策方針の否定です。この10年間のソフトランディングを狙ったケインズ的な財政政 策否定への第一歩として、「不良債権の一括処理」と「構造改革を断行できる政権の誕生」がマーケットから望まれて います。しかし、現政権崩壊後のイニシアティブの所在が不明であることから、この日のマーケットは自ら首を締める 構図(ショートは別にして)になっているとも指摘できます。(参:マーケットと政治)

こうした構図となっていることから、この日は資金が国債市場を逃避先とする流れとはならず、逆に国債は売られる展 開(利回りは上昇)となっています。週末を前にした利益確定の売り物が先物市場に先行したとの見方がされています が、残存期間の長い長期債を中心に売る流れが強くなっていて、債券市場動向の中身としては、国債のクレジットが意 識される展開です。 (参:クレジット)

株式市場の下落は、金利の低下を意味するとの認識が一般的ですが、ある限界レベルでは逆に財政・経済情勢の悪化を 反映するインフレを促すこともあって、この日の債券市場の動向のニュアンスとしてはどちらかといえばこの方向にあ る展開です。 (参:国債の動向が意味するところ )

こうして国債への信認が揺らぐ傾向が見られたことが背景となって、為替市場では東京市場終了後に118円台中盤に まで円が売られる展開となっています。今週に入ってから米系ファンド中心に、高いストライクプライスでのドル・コ ールオプションへのニーズが高まっていた模様で、為替市場変動への期待値であるインポライド・ボラティリティーへ の需要は増加傾向にあるようです。 (参:ボラティリティー)

通貨、株式、債券のいわゆるトリプル安の展開となっていますが、現在のマーケットの要望の焦点がこれまでのやり方 を踏襲しない急テンポな経済財政構造改革であり、米国市場の要因とは少し離れた部分にあることから、今後もマーケ ットのメインの関心は「政治動向」ということになりそうです。目安としては、国際金融市場の意識を即座に反映しや すい為替動向がポイントとなります。その為替市場の動向ですが、東京時間9時23分現在、1ドル=118円65− 68レベルを突破、じわじわ円が売られる状況となっています。事態は深刻です。 (参:為替の動向に関連)

※ トリガーポイント:市場がこのポイントにタッチすると特定の契約が有効となったり消失した りするレベル。ノックインオプションを例にすると、為替が120円をタッチするとあるオプションが有効になるオプ ションがあるとすると、この120円がトリガーポイントとなり、ここでデルタヘッジポジションが生じて市場に大き な影響を与えることもあります。(参:デルタ)

東京マーケット - 1日米国、ショートカバー

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