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InternetStockレポート2001年5月14日 00:00
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小さなオンラインメディア、大きな成功

この記事のURLhttp://japan.internet.com/isreport/20010514/8.html
著者:NIKI SCEVAK
海外internet.com発の記事
これまでオンラインメディアは、主要新聞の構造やプロセスをまねしようとしてきた。だが実際には、そのほとんど が、低コスト或いは無料のニッチなニュースメールのようなものになってしまっていた。

利益の出るオンラインパブリッシングの秘訣とは何だろう。

ご多分にもれず、オンラインパブリッシャーもネット経済の過大評価のつけで苦しんでいる。失敗した Village-Ten のベンチャー Scape のケースが良い例だ。同社は映画のレビューや恋愛コラムを書かせるために、高給のコンテンツ担 当チームを抱え込んでいた。

インターネッ トが誇る最大のリソースは、コミュニティベースのコンテンツだ。例えば、テクノロジーとユニークなライフスタイル のディスカッションサイトである Slashdot.org などは、読者から大量のコンテンツを得て、それを提供している。

同社の成功の秘訣は言うまでもなく、コミュニティである。正社員10名のみで月間3千万以上のページビューを稼ぐ。一 般管理費は、オープンソース技術を利用することにより激減した。これに対し上記の Scape は、知的所有権コンテンツ 管理システムによるサイトに、2,300万ドルを費やしていた。

他に、fuckedcompany.com も黒字オンラインパブリッシングの良い例だ。このサイトは、レイオフや企業閉鎖の噂をユ ーザーから提供してもらい、見返りとしてポイントシステムを出している。これまでに読者から4万件の掲示があり、ジ ャーナ リスト、VC、ヘッドハンター達の重要なソースになっている。

この噂のデータベースには、現在860人が月63ドルを支払ってアクセスしており、毎月の売上55,000ドルを稼ぎ出して いる。バナー広告やサイトの売上を考えあわせるとかなりの額になる。唯一の出費は、編集長一人分の人件 費と創設者のアパートの家賃と給料だけだ。

また、ユーザーがエディターに記事を提案して、そのトピックでディスカッションを行う手法を採っている Plastic.com は、113日間で登録者13,697人が12,726件のトピックを提案し、うちの6,411件がパブリッシュされ、こ れらのトピックには50,572件のコメントがあった。同社は常勤エディター4名と、Slashdot.org と同じオープンソース 技術を使うのみだ。

厳しい経済情勢と未熟なオンライン広告市場によって、オンラインパブリッシャー達は古いモデルを捨て、読者の力に 頼らざるを得なくなったと言える。「良いビジネスは悪い時に創られる」という言葉の通りだ。

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