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2001年6月18日 00:00

オンライン出版社の夢ははかなく

著者Niki Scevak オリジナル版を読む海外海外発
オンライン出版社の成功例として頻繁に取り上げられていた Automatic Media が、資金調達の不能に より操業停止を発表した。この発表は、小規模、独立系のコンテンツ企業にとって、恐ろしいほど分かりやすい内容 だ。

Feedmag.com、Suck.com、最近ではコミュニティサイトの Plastic.com の出版社でも知られる同社は、 1999年の狂乱のゴールドラッシュ時代前からの Web 出版の草分け的存在だった。

Suck.com が Feedmag.com と合併したときにも、Automatic Media は、Advance Publications (Advance.net 経 由)、Terra Lycos Inc.、Terra Lycos Ventures、Paladin UK から4百万ドルのベンチャー資金調達をしている。

同社の敗因は、過剰報道によるものではない。事実、同社のコスト管理や24人の従業員に対する姿勢、オンライン媒体 の専門知識は、業界の専門家からも評価されていた。

コミュニティを原動力とするコンテンツや、最小限の編集スタッフ形態が私の持論だが、Automatic にもそれが当ては まる。問題は、タイミングにあった。悲観論が横行している現在、この環境下で資金を調達するのは不可能に近い。

Automatic Media が倒産した理由は、単に、同社のコンテンツが、広告収入につながるほどオーディエンスを洗練でき なかったことにある。予算の限られたオンライン広告市場では、広告予算の殆どは、高度な専門性を持つ業界のメディ ア出版社か、大手のオンラインメディアに流れてしまう。数は多いが、読者層が点在する Automatic は、 不幸にもその中間に位置していた。

だが、Automatic Media の出版社としての能力は、オンライン出版社のそれとは明らかに異なってい た。インターネットを駆使し、インターネットがメディアに役立つことを実証した点については、異彩を 放っていた。致命的だったのは、そのオーディエンスを広告収入につなげられなかったことにある。 
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